「A-31 (航空機)」の版間の差分

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== 運用 ==
[[ファイル:A-31s Vultee assembly Feb 1943.jpg|thumb|200px|整備中のヴェンジャンス 1943年2月]]
[[ファイル:A-35B_in_Flight.jpg|thumb|200px|A-35B [[標的曳航機]]として運用されている写真]]
イギリス空軍では本機を専ら極東方面で運用し、1943年からビルマやインド方面で日本軍との戦闘に投入した。[[ブリストル ブレニム|ブレニム]]爆撃機を補完する形で運用され、それなりの戦果を挙げている。イギリス空軍以外でも[[オーストラリア空軍]]や[[インド]]植民地空軍でも使用され、オーストラリア空軍では“ヴァルティ・ヴァルチュア(Vulture, [[ハゲワシ]]の意)”のニックネームで呼ばれた。
 
いずれの空軍でも[[1944年]]以降は順次前線から引き上げられ、訓練[[標的曳航機]]として使用された。
 
各型を合わせ2000機近くが生産された機体であるにもかかわらず、生産国であるアメリカでは実戦でほとんど使用されず、予備機や訓練機として後方任務に従事したのみであるため、[[1943年]]当時の軍事調達局の報告書では、「資源と材料の無駄」とまで酷評された<ref>航空情報昭和36年10月増刊号・高橋慎一(航空評論家)</ref>。