「太陽系家族写真」の版間の差分

この写真には6つの惑星が写っている。左より[[木星]]、[[地球]]、[[金星]]、[[土星]]、[[天王星]]、そして[[海王星]]である。[[水星]]はあまりに[[太陽]]に近く見えないため、この距離からはもはや小さな光の点でしかない太陽が写真の中心に置かれた。[[火星]]は太陽の散乱光に邪魔されボイジャーのカメラでは検出することができず、また[[準惑星]]で撮影時点では惑星に分類されていた[[冥王星]]はその小ささと、太陽からの距離を考え撮影されていない。なお地球が写っているフレームには、[[月]]も写っていたことが明らかとなっている。
 
この画像における惑星は「自然な外見」ではない。なぜなら、細部を可能な限り撮影するために、個々の惑星の画像をそれぞれ異なったフィルターを使いながら、露出を変えて撮影したからである。太陽は科学画像システムの[[撮像管]]に与えるダメージを防ぐために最も暗いフィルターを使って、可能な限り露出を短くして撮影された(ただし、この撮影によりシャッター機構が歪んだ)。各惑星の近接写真は狭角のカメラを使って撮影されたが、今回の画像の大部分は[[広角レンズ]]カメラを使って撮影された。また天王星、海王星は距離が比較的近かったため、露出時間を長くしたことにより撮影中に海王星の位置が動いてしまい、形が崩れてしまっている。
 
この画像は地球からおよそ40.11[[天文単位]]、[[黄道]]より天頂方向に傾斜角32°の地点から撮影された。2機あるボイジャーのうち、1号機が撮影に選ばれたのは、その軌道が太陽系の面に対して1号機が天頂方向にあったのに対し、[[ボイジャー2号|2号機]]は天底方向に位置していたこと、また太陽によるまぶしい散乱光に邪魔されることなく木星を撮影できる位置にいた事などかが理由である。
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