「ギミック!」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
33行目:
: シーンNo.41「フィールド・オブ・ドリームス (3) 」より登場。公平のハリウッド時代の友人で、愛称はダニー。貧しい家庭で母や幼い兄弟達の為にR・Bのスタジオの警備員として働いていた際に公平と出会う。父の工場が日本人に買収されていたことで最初は日本人である公平を「ジャップ」と呼んで毛嫌いしていたが、ある出来事から次第に打ち解けて行く。しかし[[アメリカ同時多発テロ事件|9・11のテロ]]から全ては狂い出し、アメリカ政府が公平を利用して作らせた映像が元でイラク戦争に志願。戦死してしまう。責任を感じた公平はナイフを右手に突き刺した。この事件が公平に取って大きなターニングポイントとなる。
=== ゲストキャラ ===
;立原 綾香(たちはらあやか)
: シーンNo.1「逃亡女優 (1) 」から登場。公平も夢中のアイドルだが、その実態はマネージャーの鷹木に酷使されており、恋人と引き離され、ギャラを使い込まれたり暴力を受けたり、果ては陵辱もされるほどの仕打ちを受けていた。それでも「最高の女優になって恋人に会いに行く」と言う目標の為に耐えていた。その恋人が海外に発つ事を知り、脱走を試みた所を公平と出会う。公平のSFXで鷹木を欺き、恋人と再会。機上の人となり、その後は自分の意志で女優としての再起を図る。
; 伊藤 清史(いとうきよし)
: シーンNo.3「恐怖のモンスターハウス (1) 」から登場。[[スプラッタ]]を得意とするSFXアーティストだが、プライドの固まりのような男で、自分の仕事を否定されると冷静さを失う。ホラーテーマパーク「モンスターパーク」に使う人形を作る仕事を請け負ったが、スプラッタ系の人形しか作らなかった為に受け入れられず、逆恨みで爆弾テロを起こす。最後は公平のSFXに騙され、恐怖に慄いた所を拘束された。巻末のあとがきにて、後に公平のライバルとしての再登場を匂わせる事が書かれていたが、結局実現せずに終わった。
; 梶尾 美穂(かじおみほ)
: シーンNo.6「ハダカのままで」に登場。グラビアアイドルだが、交通事故で体に大きな傷跡が残ってしまい、映画撮影の間だけでも傷跡を消して欲しいと公平に依頼する。公平のSFXにより撮影は成功するが、写真週刊誌のカメラマンに傷跡を撮られてしまう。しかしそれも公平のSFXで騙し、事なきを得た。
; 水沼一(みずぬませいいち)
: シーンNo.7「エイリアン・パニック (1) 」より登場。公平にエイリアンのアニマトロニクスの製作を依頼した映画関係者。その依頼を受けて公平はエイリアン人形「案太郎(エイリ案太郎)」を作り上げる。しかし彼の正体は強盗団のボスである連続強盗殺人犯で、子供だろうと容赦なく殺す外道であり、水沼と言う名前も偽名である。案太郎を陽動に使って強盗殺人を繰り返し、公平にも重傷を負わせるが、最後の強盗の際に公平達の反撃に遭い、仲間を全員拘束される。当て付けのように案太郎を破壊し、自分だけ逃走を図るが公平と神無月によって阻止された。最期まで悪足掻きをしたが、万策尽き果てて逮捕された。
; デル
47行目:
; 小出(こいで)
: シーンNo.17「オーバー・ザ・レインボー (3) 」より登場。紋音の父が勤めていた美術館の館長であり、幼くして母を亡くした紋音を昔から可愛がっていた。しかし実際は美術館の所蔵品を偽者とすり替えて横流しており、それでいて自分を「人生の勝ち組」と豪語する傲慢な性格。紋音の父にそれを指摘された際、一緒に組んで大儲けしようと持ち掛けるも断られた。野間淵のメイクで紋音の父に変装して彼に罪を着せ、殺害した。海外逃亡を図ろうとするも、公平達の協力を受けた紋音のマットペイントによって阻止され、逮捕された。
; 小早川 かすみ(こばやかわかすみ)
: シーンNo.20「TBコンフィデンシャル (1) 」より登場。小早川鉄道他、ホテルやデパートを経営する小早川家の娘であり、亡くなった祖父の跡を継ぐ事になっていた。紋音とは紋音の父が勤めていた美術館にかすみの祖父が絵を寄進した事で知り合い、交流がある。20歳の誕生パーティの場で当主宣言を行い、遺産8000億円を相続する事になっていたが、彼女自身は遺産を分配する事は考えておらず(祖父が元気な時はご機嫌取りで金を借りていた親戚達が、祖父が入院したら誰も見舞いに来なかった事で、おじいちゃんっ子だったかすみはそんな親戚達に祖父の物は何一つあげたくないと考えた為)強気の姿勢を崩さなかった為に脅迫を受けてしまう。紋音の依頼を受けた公平達はSFXで彼女の護衛に就き、最初は衝突してばかりだったが次第に打ち解けて行く。事件解決後は公平にキスをし、無事に当主宣言を終えることが出来た。彼女自身は後にSFXのコンクールにて公平の活躍を観に来ている。
; 沙耶(さや)