「フコイダン」の版間の差分

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== 概説 ==
[[1913年]]、[[ウプサラ大学]]所属の[[スウェーデン|スウェーデン人]]科学者 H・Z・キリン ({{lang|sw|H. Z. Kylin}}) によって発見され、[[ヒバマタ|ヒバマタ属]]の[[学名]] {{lang|la|''[[w:Genus|genus]] {{sname||Fucus}}''}} にちなんで命名された。[[1970年代]]以降盛んに研究されるようになり、{{要出典範囲|[[1996年]]の[[日本癌学会]]で[[癌|制癌]]作用が報告|date=2011年8月}}されてから[[健康]][[食品]]として注目を浴びるようになった。
 
{{要出典範囲|[[2002年]]には[[フランス]]の科学者による研究で、F-フコイダンが[[ウサギ]]の[[細胞]]の[[過形成]]を抑制することが明らかとなった。また、[[2005年]]に[[日本]]の[[慶應義塾大学]]に所属する[[医学|医学者]]・[[木崎昌弘]]らの研究により、F-フコイダンが[[ヒト|人間]]の[[悪性リンパ腫]]の細胞に[[アポトーシス]]を起こさせることが発見された。|date=2011年8月}}
 
効能として「[[肝臓|肝]]機能を改善する」「[[血圧]]の上昇を抑える」「[[殺菌#抗菌|抗菌]]作用がある」「[[アレルギー]]を抑える」「[[コレステロール]]を下げる」「[[癌]]によい」など俗に言われる。
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== 健康食品として ==
現在既に各社から昆布やモズクなどを原料に、様々な製品が発売されている。
しかしそれらはあくた、で健康食品である。医薬品でないにもかかわらず、効能を表示していたり、インターネットでの誇大広告、一見販売とは無関係のの団体をうたい、高額の製品に誘導する手口等には気をつけなければならない。これらの行為は法令違反<ref>[http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/hokenkinou/7.html 健康の保持増進効果等の虚偽・誇大広告等の表示の禁止(健康増進法第32条の2、3)関係]</ref>である。
しかしそれらはあくまで健康食品であり、病気の療養に当たってはそれら製品に対し、過度に頼る事は避けるべきである。
また、医薬品でないにもかかわらず、効能を表示していたり、インターネットでの誇大広告、一見販売とは無関係のの団体をうたい、高額の製品に誘導する手口等には気をつけなければならない。これらの行為は法令違反<ref>[http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/hokenkinou/7.html 健康の保持増進効果等の虚偽・誇大広告等の表示の禁止(健康増進法第32条の2、3)関係]</ref>である。
 
前述にあるように、フコイダンの学術的定義は「高分子多糖体」であり、低分子これは通常[[フコース]]とよばれ単糖である、低分子フコイダンの表現は学術的には存在しない。しかしながら販売差別化のため多様な表現が使われている現状が存在する。