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== 登場人物 ==
=== 主要人物 ===
 
;五條 誠(ごじょう せいじ)
:幽霊。生前は商社の営業マンだった。2月の雪の夜に通り魔に襲われ、その命を落とす。天国行きが内定しているが、「間違った裁判」に対して恨みに近い感情を持っているために成仏できないでいる。裁判員に憑依し評議に参加することで、「間違った裁判」を防ぐために奮闘する。
:大学時代に自主映画サークルに所属しており、その際知りあった後輩の春里望と交際していた。
 
;ヤマヤマ4号
:[[閻魔大王]]に仕えるあの世の官吏。ウサギのようでもありネコのようでもある左右非対称の奇妙な動物の姿をしている。五條の恨みを解消し、成仏させるために協力する。口がかなり悪く、裁判官や裁判員、被告人などにあだ名をつけるのが癖になっている。地上の人間が嘘をついているかどうかを見分ける能力がある。
 
;勝呂 真(すぐろ まこと)
:眼鏡をかけた、集団の中で存在が自然と希薄になる幽霊のような青年。五條を殺害した犯人でありとされ殺人容疑で逮捕されたが、無罪となった。五條がこの世に怨念を持つようになった元凶の一人。
:第四話では補充裁判員の一人として登場し、五條の憑依する酒楽を「おじいちゃん」と呼び懐く一方で、他の裁判員をクズ呼ばわりするなど奇妙な言動が目立つが・・・。
:第五話では再び殺人の容疑で起訴される。
 
=== 法曹関係者 ===
;秋月 芽衣子(あきづき めいこ)
:左陪席を担当する西東京地方裁判所の裁判官。公式サイトではヒロインとして紹介されている。おっとりした性格で物腰も柔らかいが、あくまで一人の裁判官として厳然な態度で裁判に臨む。法廷では伊達メガネをかけている。傍聴マニアの間ではファンがついている。
 
;土居 宗達(どい そうたつ)
:西東京地方裁判所刑事第三部、部総括判事。五條が参加する裁判の裁判長を務める。厳格な人間であるが、部下には慕われているベテラン。迅速な裁判を目指す一方で、真相究明のためならいかなる労力も惜しまない。
 
;仙波 鉄哉(せんば てつや)
:刑事第三部判事。右陪席を担当。性悪説を信奉する、常に眉間に皺を寄せる堅物。ヤマヤマからはむっつりパーマ呼ばわりされている。既婚者だが子はいない
:霊感がかなり強い人物で、五條が裁判員に憑依するたびに強烈な悪寒をおぼえる。
 
;伊達上 直(だてがみ なお)
:西東京地方裁判所書記官。いかなる時も冷静であり、傍聴人や裁判員への対応なども得意で、判事たちからは抜群の信頼を寄せられている。また、芽衣子とは個人的に親しい友人。帯刀という名の五年間同棲している恋人がいる。
 
;加勢 憲吾(かせ けんご)
:東京地検所属の検事。第一話、第四話、第五話で公判を担当。五條が殺された事件の担当検事でもある。正義感が非常に強く饒舌であり、法廷でも熱弁を発揮するが中々成果が上がらないことも。祖父から三代続いて検事になっている。過去に裁判関係者から暴行されたことで足に怪我を負い、杖をついて歩いている。
 
;野川 大輔(のかわ だいすけ)
:東京地検所属の検事。第二話と第三話で公判を担当。加勢とは対照的に寡黙で慎重な性格であり、裁判員にもわかりやすい解説などの仕事ぶりは好評を得ている。加勢とは同僚であると同時に親友。
 
;東 情太郎(あずま じょうたろう)
:青森弁護士会所属のベテラン弁護士。第一話と第三話で被告人の弁護を担当。死刑反対派の人権派弁護士であり、性善説信奉者。被告人の利益のために最善を尽くす人物であり、たとえ被告人が起訴内容を認めていても疑問点があれば反論を厭わない。第一話では山口まつりが無罪だと資料を読んで確信し、東北から手弁当で弁護に訪れた
 
;村枝 里美(むらえだ さとみ)
:弁護士。第二話と第四話で弁護を担当。国選弁護人としては最低クラスの人間であり、第二話では声が聞き取れなかったり突然のトラブルに動揺したりしていたが、第四話ではだいぶ改善され、被告人が初公判で罪状認否をひっくり返したにも関わらずその日の内に有力な証拠を集めてくるなどそれまでからは想像できない優秀さを発揮した。ゲーム中では詳しく語られていないが、民事裁判では非常に評価が高い人物。
 
;島津 見城(しまづ けんじょう)
:大阪在住の弁護士。第五話で弁護を担当。五條誠司殺害事件で勝呂の無罪を勝ち取った優秀な人物。関西地区ではテレビ番組にも出演するいわゆるタレント弁護士であり、様々な所にコネクションがある。
 
=== 第一話の登場人物 ===
;山口 まつり(やまぐち まつり)
:被告人。府中街道において飲酒運転の末家族連れの車と接触し母子を死なせたとして危険運転致死罪の容疑で起訴される。元レディースで少年院に入った過去があり、出所してからは様々な職を転々としたのち、前歴を偽って現在の職場で派遣社員として働いていた。酒に酔うとしばしば暴走し、また追いつめられると言動が過激になる。
 
;越後 孝一(えちご こういち)
:裁判員。ブラック企業で働くサラリーマンであり、優柔不断な男。極度に緊張が弱く裁判中に意識レベルが著しく低下したため五條に憑依される。
:町城に興味を抱かれ親しくなるが、食事のマナーが悪いという理由でフラれてしまった。
 
;町城 安里(まちしろ あんり)
:裁判員。メイド喫茶でバイトをしながら専門学校に通っており、裁判にもゴスロリ系メイド服で出席する。推理小説を読んでいるのか、中々頭の回転が速い。
:越後に(正確には越後に憑依した五條に)興味を抱き食事に誘うが、上記の理由でフッている。
 
;松園 正照(まつぞの まさてる)
:裁判員。無職であり、典型的なネット型差別主義者で言葉の端々にネット用語がうかがえる。普段他人と議論することがないため、興奮剤のようなものを飲んで裁判に参加しているせいか言動が支離滅裂になりがち。
 
;小山 昇(こやま のぼる)
:裁判員。タイル工をしているが現役の暴走族で、被告人の山口に一目惚れしてしまう。言動は暴走気味であるが、結果として無罪に他者の心証を傾ける。
 
;高野 朋子(たかの ともこ)
:裁判員。元は少女漫画家だったが少年誌にミステリー漫画を描いた所大ヒットし、以降はそちらで執筆をしている。真面目に審理に臨む一方で質問には取材が混じることもある。
 
;麻井 さくら(あさい さくら)
:裁判員。暴力や事件とは無縁な人生を送ってきたごく普通の主婦であり、裁判には戸惑い気味。
 
;永瀬 達夫(ながせ たつお)
:被告人山口が暴走した車の持ち主で、事件の際は同乗していた。山口の会社の上司であり、よき相談役であったとされる。
 
;井伏 龍馬(いぶせ りょうま)
:かつては大宝あきら(たいほう あきら)の芸名で演歌歌手をしていた老人。事件の目撃者。若干ボケており、秋月を自分の歌に出てくる「頼子」と勘違いしなぜか声援を送る。
 
 
{{ネタバレ終了|シナリオ}}