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武器としてみると単純なつくりで、適当な長さの[[棒]]を振り回すだけである。[[猿人]]や[[原人]]が手にした[[木]]ぎれや[[骨]]が発祥であり、ここから加工や強化が行われて発展し、柄頭を備えた[[メイス]]などが生まれた。扱いが容易なことから、現代においても広く使用されている。
 
非金属の同一材質で作られた棍棒を'''単体棍棒'''、複数の材料を組み合わせた物を'''合成棍棒'''と呼ぶ。材質は主に木や骨だが、現代では[[カーボン炭素繊維強化プラスチック]]や硬質の[[ゴム]]で作られた棍棒もある。片方の端に打撃部をもつ場合が多いが、取り回しを重視した細い直線棒状をした棍棒があり、こちらは主に[[武術]]で用いられる。[[投擲]]して使用する'''投げ棍棒'''は主に[[狩猟]]用として用いられた。
 
古い基本的な武器であるがゆえに、棍棒が象徴する意味合いも国や時代、文化により多岐に亘り、暴力性・野蛮性といった物から、権力の象徴としての[[職杖]]までその幅は広い。