「大福帳」の版間の差分

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'''大福帳'''(だいふくちょう)とは[[江戸時代]]の[[商家]]で使われていた[[会計帳簿|帳簿]]の一種。'''大帳'''(だいちょう)または'''本帳'''(ほんちょう)ともいう。[[売掛金]]の内容を隈無く記し取引相手ごとに[[口座]]を設け、[[売上帳]]から商品の[[価格]]や[[数量]]を転記し取引状況を明らかにした帳簿で商家にとっては最も重要な帳簿の一つであった。通常は[[美濃紙]]や[[半紙]]を四つ折り20枚程度で一綴りにしたもので不足した場合には付け足していた。<br/>また当時の商業取引の前提として売上は「掛売り」が基本であったため、[[三越|三井越後屋]]を代表とする「現金掛値無し」(言い換えると現金購入なら[[売掛]]入金の期間分は[[割引]]きします)という新商法の台頭までは大福帳=売上帳の機能を担っていた。
== 関連項目 ==
* [[総勘定元帳]] - [[売掛帳]]