「ハ行転呼」の版間の差分

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== 文字表記 ==
[[歴史的仮名遣]]は、平安時代及び上代の表記を規準とした表記方法を主張するいわゆる契沖仮名遣い(17世紀末)を踏襲するため、ハ行転呼音は、実際の音がワ行音でも依然として「ハ」「ヒ」「フ」「ヘ」「ホ」で表記さることが江戸時代後期は国学者の間で規範的とされた。しかし、実際の発音との乖離のために知識的負担量の多い仮名遣いであったため、誤表記と思われる例はいくらでも現れる。戦後になって保守派を退けて[[現代仮名遣い]]ではが行われ、現代音に従い、って「ワ」「イ」「ウ」「エ」「オ」で表記されていようになった。しかし、助詞の「は」を発音どおりに「わ」と表記しないことなどは仮名遣いとして残った
 
== 語彙史上の特徴 ==