「時間 (単位)」の版間の差分

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{{単位
|名称=時間
|読み=じかん
|英字={{lang-en-short|hour}}
|英語=hour
|記号=h
|単位系=SI併用単位
|物理量=時間
|定義=60 分
|SI=3 600 s
|由来=1日の24分の1
|画像=[[Image:HildesheimSchuhstr060529.jpg|250px]]<br/>[[時計]]}}
 
'''時間'''(じかん、記号:'''h''')は、[[時間]]の[[物理単位|単位]]の一つである。「[[国際単位系]](SI)と併用されるがSIに属さない単位」([[SI併用単位]])となっている。
 
1時間は、歴史的には[[地球]]における1[[日]](より正確には1平均太陽日)の24分の1の時間として定義される。現在は、秒が時間の基本単位であるので、1時間は「秒の3,600倍」と定義される。1時間は60[[分]]である。
 
[[時刻]]の単位も時間と同じ体系であるが、時刻については'''時(じ)'''という単位が用いられる。また同じ漢字で'''時(とき)'''と読む言葉は、昔の日本の時法における単位である。以下の不定時法の節を参照されたい
また同じ漢字で'''時(とき)'''と読む言葉は、昔の日本の時法における単位である。以下の不定時法の節を参照されたい。
 
単位記号の h は、[[1948年]]の第9回[[国際度量衡総会]](CGPM)の決議7によって定められたものである。他に hr, 時なども用いられる。
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現在の時間の定義が定まるまで、以下のように定義は変遷した。
 
===不定時法===
当初は、日の出から日の入まで(あるいは夜明けから日暮れまで)の12分の1が1時間(日本では、6分の1が1時(とき))とされた。よって、季節によってその長さが大きく変わり、昼の1時間(1とき)は夏は長く冬は短くなる。また、緯度によっても変わることになるが、人の行動範囲が狭い間はこれについては問題にならなかった。この時法を'''不定時法'''という。東アジアでは、近世まで不定時法が用いられていた。