「ディーゼル微粒子捕集フィルター」の版間の差分

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フィルターの素材は、熱に強い[[セラミック]]が用いられてきたが、コストの軽減を図るために[[ステンレス]]を用いるものもある。
 
なお、従来のディーゼルエンジンに使用されるエンジンオイルにはエンジンを早期の摩耗から保護するため[[亜鉛]]化合物や清浄剤・酸中和剤として[[カルシウム]]化合物などの灰分(アッシュ)を含む金属系添加剤が多く配合されていたが、これらの成分は排気ガスとともに燃えずに排出され浄化装置に悪影響(早期の目詰まりや浄化性能の低下など)を与える。そのためDPF車付き車両には粒子状物質浄化システムに対応すべくアッシュ成分を大幅に低減した低灰分オイルが使用される。低灰分オイル規格としては日本では[[JASO規格]]の軽量車用としてDL-1、重量車用としてDH-2が,アメリカでは[[API規格]]のCJ-4、欧州の[[ACEA]]規格では乗用車,軽負荷商用車用のCカテゴリ全般と高負荷商用車用のEカテゴリのE6,E9などがそれにあたる。
 
== 種類 ==