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'''家族的類似'''(かぞくてきるいじ、family
[[ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン]]はその著書『[[哲学探究]]』のなかで、「ゲーム」([[ドイツ語|独]]: Spiel)という語をとりあげ、「ゲーム」と呼ばれている全ての[[外延]](対象)を特徴づけるような共通の[[内包]](意義)は存在せず、実際には「勝敗が定まること」や「娯楽性」など部分的に共通する特徴によって全体が緩くつながっているに過ぎないことを指摘し、これを家族的類似と名付けた。この考え方は[[プロトタイプ理論]]とともに、語の定義を[[必要十分条件]]で規定しようとする古典的なカテゴリー観へのアンチテーゼとなっている。
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