「川柳川柳」の版間の差分

「[[浄瑠璃息子|義太夫息子]]」「[[宗論 (落語)|宗論]]」をモチーフとした、川柳初期のヒット作。終戦後、ジャズに熱狂する若者たちと、それに苦言を呈する父親のひと騒動。外国音楽であるジャズを根底から否定する父親は、自宅で[[義太夫節|義太夫]]（「[[摂州合邦辻]]」）をうなるが、その悪声にたまりかねた息子と友人たちはそれに対抗し、2階で「[[聖者の行進]]」をこれまた大音量で演奏する。堪忍袋の緒が切れた父親は階段をのぼるが…。義太夫とジャズ、両極端な2種類の口演が見どころである。[[三遊亭歌笑#3代目|3代目三遊亭歌笑]]や[[三遊亭金馬 (3代目)|3代目三遊亭金馬]]にまったく同名のネタがあるが関係ない。