「沖縄料理」の版間の差分

 
=== 米料理 ===
[[戦前]]までは、[[那覇市|那覇]]や[[首里]]といった都市部を除く地域では[[さつまいも|芋]]や雑穀などを主食としていたために、米を用いた料理はあまり発達しなかった。代表的な'''ジューシー'''([[雑炊]])はフーチバー([[ヨモギ]])などの野菜や野草、チンヌク([[サトイモ]])、[[ヒジキ]]、豚肉などを米と一緒に炊き込んだもので、おじや状のものをボロボロジューシーあるいはヤファラ(<ruby><rb>柔</rb><rp>(</rp><rt>やわ</rt><rp>)</rp></ruby>ら)ジューシー、炊き込みご飯状のものはクファ(<ruby><rb>強</rb><rp>(</rp><rt>こわ</rt><rp>)</rp></ruby>い=固いの意)ジューシーと呼び分けることもある<ref>[http://uruma.jp/blue/uruma sourceuruma_source/01eat/cook/ninjin/ninjin 9ninjin_9.html]</ref>。白米が貴重品であった時代の名残として、玄米に豆や雑穀を炊き込んだご飯もポピュラーであり、食堂などでは白飯とチョイスできることも多い。こうした食事はもともとは貧しさに由来するものであるが、現在では健康食として見直されてきている。
近年誕生した米料理としては、[[タコス]]の具材をご飯の上に乗せた'''[[タコライス]]'''が有名である。また、野菜炒めを卵とじにしてご飯の上にかけたものを[[チャンポン]]と呼称するほか、[[カツ丼]]にニンジンなど多種類の野菜が入るなど、名称は同じでも本土とは違った形の料理となっていることも珍しくない。また、沖縄県の「[[餅]]」は中国などと同様にもち粉を練って蒸したもののことを指し、日本本土で一般的なもち米をついて作る粘りのある餅は存在しない。このため正月の雑煮や餅つきの風習もない。
 
1,586

回編集