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Ter1108 (会話 | 投稿記録)
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== 概要 ==
[[自殺]]の方法としての切腹は、実際には確実な方法ではない。ただ腹を切っただけでは人間は簡単に死ぬことができない。中国・[[唐]]代の[[安金蔵]]のように、割腹して自ら内蔵を引き出した場合においても、医師により縫合手術を受け、無事生き延びている例もある。従って確実に死ぬためには、割腹の後、喉を突いたり、心臓を刺したりするのが普通であった。むしろ無念のあまり行う「無念腹」のように、簡単に死ねない事を逆手にとって、自分の内蔵を引き出して凄惨ぶりを披露する事すらあった。
 
後に単なる割腹自殺でなく。刑罰や作法としての切腹が定着すると、切腹を行う者の負担を軽減するために他人が首を斬るという、介錯の作法が成立した。