「お嬢さん、お手やわらかに!」の版間の差分

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== 内容 ==
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{{節stub}}その頃超2枚目新人俳優として売り出し中のアラン・ドロンをとにかくスターにするため、当時の人気若手女優3人を相手役として配置した作品です。
アラン・ドロンはお金持ちのおぼっちゃんで、スポーツ万能(テニスで選手権を取ったことになっている)また、(サービスショットで3人の水着を見せるためですが)プールでデートのシーンでは見事な肉体(流石外人部隊帰り)&飛び込み(←これはおそらくは吹き替えだけど)を披露している。電子工学で学位をとって、2年間の兵役(フランスにもこんな制度があったのですね!金持ちもお坊ちゃまにはコーペランという兵役逃れシステムもあった筈だけど)さえすませば立派な就職先も約束されている文句なしのエリート若手プレイボーイの役。とにかく超ハンサム&かっこいいヘアスタイル、真っ白なセーター&スラックスに黒の革ジャケット。ただ、時々見せる笑顔、めちゃ歯は真っ白だけど、どこか唇が歪んでてやっぱり育ちがでちゃうな、という印象もあった。バイクに乗って登場。
対する女性その1は、アガサ(パスカル・プティ)(あれ、僕の記憶ではアーネットって呼んでたけどな)はジュリアンに振られた(最後のデートはノートルダムだった)腹いせに32歳のアンドレと結婚。映画はアーネットとアンドレの結婚披露パーティー(場所はアーネットの自宅)から始まる。両親は薬局を経営している。(これは後に重要な伏線になる)
女性その2は、サビーヌ(ミレーヌ・ドモンジョ)結婚披露パーティーで、ジュリアンにモーションをかけ、二人で、デートする。(この娘の家庭は映画では出てこない。19歳で祖父がペニシリンが無かったせいで若死してる)普段の成績は良いのに、ジュリアンのせいで試験に大失敗してしまう。
女性その3は、エレーヌ(ジャクリーヌ・ササール)。エレーヌはサビーヌの友達で、昔一緒の修道院付属女学院に通っていた。この娘が一番お金もちの良い家で、両親は音楽家。(余談ですが、エレーヌの父役ノエル・ロクヴェールはすごい映画に沢山出てる名脇役です。)ただ、エレーヌはジュリアンが従妹と偽称して修道院へ押しかけたせいで、退学になってしまう。
3人娘を手玉にとる一方で、ジュリアンは実は金持ちの娘だけど頭は空っぽのアニタと婚約してる。それを知ったサビーヌは一度はガス自殺をしようとするが、アーネットとサビーヌにとめられ、ついには3人娘が共謀して、ジュリアン殺害計画をたてる。(レストランで計画をたてていて、ピストルや包丁が露見するシーンも面白かった。)
とにかく前述のプールシーンあり、3人娘の妄想中のコスプレあり、(サビーヌはゴージャス衣装で車を運転・エレーヌは車掌さん)ポールアンカの曲をバックにアラン・ドロンもカンカン帽をかぶってたり、シルクハット&タキシード着たりと大サービス、あげくの果ては3人娘とアランドロンのくんずほぐれずの格闘シーンあり、ガス爆発あり、はちゃめちゃに楽しい映画でした。
ラストは、アーネットが家の薬局から持ち出した毒薬入りのチョコをジュリアンの父が食べてしまい、真相を知っって逆上したアニタが銃を乱射するけど撃たれたのはエレーヌの父(6発が足に食い込んだ)、結局ジュリアンは無傷でサビーヌと幸せになる、(誰も死なないハッピーエンド)
 
ここから下は私の主観です。
初回放映が1972年とありましたが、そうすると私が10歳?? おかしいな、見たのは高校生の時だった気がする。とにかく大好きな映画であまりに何度も見たので、VTRが擦り切れて最後は映らなくなってしまった。私は今年50歳ですが死ぬまでになんとしてももう一回見たい。あの明るさ、おしゃれさ&スポーティーなフィーリングは紛れもなく新しくって、日本のドラマには20年後のトレンディ??を待つまで登場しなかったな、と思います。
ほんと、もう一回みたいな。
 
== キャスト ==