「太陽黒点」の版間の差分

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== 太陽黒点と地震の発生 ==
太陽黒点が少ない活動極小期に[[巨大地震]]の発生頻度が上昇することが、[[九州大学]]宙空環境研究センターの分析結果によって指摘されている。分析データは[[1963年]]から[[2000年]]のもので、約11年周期で訪れる太陽黒点数最小期(いわゆる「サイクルn」の逆の時期)の2年間にM4.0~4.9の[[地震]]の65%が発生、M5.0~5.9、M6.0~6.9、M7.0~7.9でもほぼ同様の割合だったが、M8.0以上の巨大地震に至っては全28回のうち79%が最小期に発生していた。また、太陽黒点が少ない時期における月3~4回の強い[[太陽風]]発生時には、M6.0以上の地震の70%が発生している。なお、[[2011年]]の[[東北地方太平洋沖地震]]も太陽黒点が少ない時期に発生したものである。太陽黒点の減少で巨大地震が増加する原因は現時点では不明だが、この分析結果から太陽活動が地球の内部にまで影響を及ぼしている可能性がある<ref>[http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110926ddm012040056000c.html 太陽:黒点少ない時期、巨大地震頻発 九州大宙空環境研が分析](毎日新聞 2011年9月26日)</ref>。
 
== 伝説 ==