「リヒャルト・ワーグナー」の版間の差分

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* 夜中に作曲しているときには周囲の迷惑も考えずメロディーを歌ったりする反面、自らが寝るときは昼寝でも周りがうるさくすることを許さなかったという。
* 常軌を逸する浪費癖の持ち主で、若い頃から贅沢をしながら支援者から多額の借金をしながら踏み倒したり、自らの専用列車を仕立てたり、当時の高所得者の年収5年分に当たる額を1ヶ月で使い果たしたこともあった。リガからパリへの移住も、借金を踏み倒し夜逃げ同然の逃亡であった。
* 過剰なほどの自信家で、自分は音楽史上まれに見る天才で、自分より優れた作曲家は[[ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン|ベートーヴェン]]だけだ、と公言して憚らなかった。このような態度は現代の作曲家の[[カールハインツ・シュトックハウゼン|シュトックハウゼン]]らと共通部分が非常に多く、多くの信奉者を出すと同時に敵や反対者も出す結果となっている。
* ドイツ音楽雑誌の新音楽時報に匿名で『音楽におけるユダヤ性』と題した[[反ユダヤ主義]]の論文を発表。音楽に対するユダヤ人とユダヤ文化の影響力を激しく弾劾した。後に[[国家社会主義ドイツ労働者党|ナチス]]にこれが利用されることともなった。現在でも[[イスラエル]]ではワーグナーの作品を演奏することはタブーに近い。欧米でもワーグナーの「音楽」を賞賛することは許されてもワーグナーの「人物」を賞賛することはユダヤ人差別として非難の対象となる。
* 哲学者[[フリードリヒ・ニーチェ]]との親交があり、ニーチェによるワーグナー評論は何篇かあるが、中でも第1作『悲劇の誕生』はワーグナーが重要なテーマ課題となっていたことで有名である。しかし後に両者は決裂する。