「ノルウェー国教会」の版間の差分

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[[北欧]]の教会は[[ハンブルク]]司教のアンスガルが宣教を行っていた都合上、当初はブレーメン主教管区に従属していたが、[[1152年]]にニーダロス(現・トロンハイム)大司教区が成立すると、[[12世紀]]末までにノルウェー全土、現在の[[スウェーデン]]、[[アイスランド]]、[[グリーンランド]]、[[マン島]]、[[オークニー諸島]]、[[フェロー諸島]]、そして[[ヘブリディーズ諸島]]の一部にまで管轄領域を広げた。
 
[[デンマーク=ノルウェーの宗教改革#ノルウェー、アイスランド|ノルウェーの[[宗教改革]]は[[クリスチャン3世 (デンマーク王)|クリスチャン3世]]がルター派を[[デンマーク=ノルウェー]]の国教とすると宣言し、時のローマ・カトリック大司教を追放した[[1537年]]に成就する。クーデタを経て王が新たに司教を任命するが、これにより今日まで続く教会と国家との間の緊密な関係が築かれることとなった。なお、[[1660年]]に[[絶対王政]]が始まると、聖職者は皆王により[[公務員]]とされた。
 
[[1814年]]にノルウェーがデンマークから独立を果たした際、ノルウェー憲法でルター派教会を[[国教会]]と承認した。[[敬虔主義]]運動が国内で勃興すると平信徒と聖職者との距離が縮まるようになり、[[1842年]]に平信徒の集会がそれなりに教会生活でも受け入れられた。その後数年の内に、[[ノルウェー伝道会]]や[[ノルウェー・ルーテル伝道会]]など大規模なキリスト教団体が多数創設された。