「ゲーム差」の版間の差分

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== 課題 ==
ゲーム差の概念が広く用いられている野球は、貯金数(勝数)ではなく勝率で優劣を争う。ゲーム差概念が生まれた[[メジャーリーグベースボール|アメリカ大リーグ]]には引分が存在しないため、貯金数(勝数)による順位と勝率による順位とが一致する。一方、同じくゲーム差概念が根付いている日本のプロ野球では引分が存在しており、試合数から引分を除外して勝率を計算している。そのため、貯金数はAがBよりも多いが、勝率ではBがAを上回るケースも生じる。この場合、ゲーム差は有効な指標とはならなくなってしまう。
 
具体的には、[[2008年]]の[[イースタン・リーグ]]でシーズン終了時に[[東京ヤクルトスワローズ (ファーム)|東京ヤクルトスワローズ]]が貯金数では2位の[[読売ジャイアンツ (ファーム)|読売ジャイアンツ]]より少ないながらも勝率で上回り、優勝した例がある。<ref>[http://bis.npb.or.jp/2008/leagues/index_el.html 2008年度 イースタン・リーグ ファーム成績]</ref>
{| class="wikitable"
|+2008年度イースタン・リーグ 最終順位
! 順位 !! チーム !! 試合 !! 勝利 !! 敗北 !! 引分 !! (貯金) !! 勝率 !! ゲーム差
|-
! 1位 !! ヤクルト
| 96 || 55 || 34 || 7 || (21) || .618 ||
|-
! 2位 !! 巨人
| 96 || 58 || 36 || 2 || (22) || .617 || -0.5
|}
 
== 報道におけるゲーム差の表示 ==
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後者の方式を採用している主な報道機関には、[[毎日新聞]]、[[読売新聞]]、[[産経新聞]]、[[日本経済新聞]]、サンスポとスポニチのそれぞれ大阪版、[[日本放送協会|NHK]]などがある。
 
== 脚注 ==
{{reflist}}
 
== 関連項目 ==