「仮面舞踏会 (ハチャトゥリアン)」の版間の差分

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初演、楽器編成など
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== 作品 ==
=== 劇音楽『仮面舞踏会』 ===
劇音楽として[[1941年]]に作曲、初演された(モスクワの[[:ru:Государственный академический театр им. Е. Вахтангова|ヴァフタンゴフ劇場]]において[[1941年]][[6月21日]]に初演)。全14曲からなる。同じ年に映画『仮面舞踏会([[:ru:Маскарад (фильм, 1941)]])』が公開されている。
 
=== 組曲『仮面舞踏会』 ===
[[1944年]]にハチャトゥリアンは『仮面舞踏会』のうち5曲を選び二管編成の管弦楽のための「組曲」に再編成した。
==== 編成 ====
[[フルート]]2(2は[[ピッコロ]]持ち替え)、[[オーボエ]]2、[[クラリネット]]2、[[ファゴット]]2、[[ホルン]]4、[[トランペット]]2、[[トロンボーン]]3、[[チューバ]]、[[ティンパニ]]、[[バスドラム]]、[[スネアドラム]]、[[ウッドブロック]]、[[シンバル]]、[[木琴]]、[[鉄琴]]、[[弦楽合奏|弦五部]]
 
==== 構成 ====
* I [[ワルツ]]
* I [[ワルツ]]<ref>作曲にあたってハチャトゥリアンが一番力を入れたのが「ワルツ」の作曲であった。主題が思いつかず作曲は難航したが、エフゲーニヤ・パステルナークがハチャトゥリアンの肖像画を描くというので、モデルとしてポーズをとっていたところ、ワルツの第2主題が「耳に聞こえて」きたそうである。 ユゼフォーヴィチp.82-84。</ref>
* II [[ノクターン]]
* III [[マズルカ]]
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* 『レールモントフ選集2』([[1974年]]、光和堂)
* 木村崇「[http://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/bitstream/2433/48430/1/75_179.pdf 現実の仮面性と仮面の現実性 ―レールモントフの戯曲に見るロシア社交界―]」人文學報, 75: 179-209, 1995-03
* 『最新名曲解説全集7 管弦楽曲IV』(井上和男 執筆、[[音楽之友社]]) ISBN 4-276-01007-1
* ヴィクトル・ユゼフォーヴィチ『ハチャトゥリヤン-その生涯と芸術』(音楽之友社) ISBN 4-276-22670-8
 
== 注 ==