「眼鏡キャラクター」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
Luckas-bot (会話 | 投稿記録)
m r2.7.1) (ロボットによる 追加: th:สาวแว่น
28行目:
先述のとおり、眼鏡キャラクターには眼鏡を掛けることで知的さがアップしているもの、逆にドジっぽさや野暮っぽさ、[[おたく]]性を強調させているものが存在する。
 
黒石翁(作家・[[石黒直樹]]の[[ペンネーム]])は、いわゆる[[ドジッ子]]を除く多くの知性的な女性の眼鏡キャラクターについて、相手に威圧感を与える・相手より優位であることを眼鏡を掛けることで暗に示していると指摘している。一方、心理学者の[[香山リカ (精神科医)|香山リカ]]は、男性の眼鏡キャラクターに女性ファンがいることについて、眼鏡を掛ける=視力の悪さというハンディキャップ背負っているという感覚が一般的にあることを指摘し、安心感や信頼感が生まれていると考察している。
 
良いイメージの眼鏡キャラクターの概念が登場したのは最近であり、それ以前は、洗練されていないというイメージの象徴でもあった。さらにフィクションでは眼鏡を掛けている姿を仮の姿とし、眼鏡を外すと元の人物に戻るなどという演出も存在した。実際[[スーパーマン]]は一般人として能力を抑えている間は眼鏡を掛けており、映画や漫画では「眼鏡を外すと素顔は美人である」という演出が定番の一つであった([[アイザック・アシモフ]]が[[1950年代]]に書いたエッセイでこのことを批判しており、「眼鏡を外すと美人」はこの当時すでに使われていたといえる)。現在はそのような演出はまれであり、眼鏡を掛けているときこそが素顔とする考え方さえ存在する。しかし、いまだに眼鏡をかけている人は野暮ったい、というイメージを持っている人は少なからずいる。