「ミモレット」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
Luckas-bot (会話 | 投稿記録)
m r2.7.1) (ロボットによる 追加: bg:Мимолет
編集の要約なし
5行目:
 
チーズ[[ダニ]]が住み着いており、ダニの力で熟成するチーズである。外皮の穴はダニが食べることで作られる。若いものは弾力があり、角切りにして[[サラダ]]などに使われたり、薄切りにして[[サンドウィッチ]]に挟んだりする。熟成したものはヴィエイユ(Vieille、老成)と呼ばれ、カチカチに硬くなり、切るというよりも割るといった感じになる。通常、外皮の箇所は不味であるため取り除かれ、オレンジ色の箇所だけを食べる。チーズダニの生息する箇所を口にしても人体に害はない。
 
ダニはコナダニの一種である。 このチーズの表面にダニが多く生息することは事実であるが、ダニによって熟成がなされるというのはあくまでファンタジーの域を出ない。実際はパルミジャーノ・レジャーノなどと同じく乳酸菌による嫌気的な発酵熟成であると考える方が科学的である。
 
1年以上たつと硬さが増すが、硬くなるほど風味が増すといわれ、特に18ヶ月以上のものは、[[カラスミ|からすみ]]にたとえられることも多く、[[日本酒]]との相性もよい。温度管理を失敗しダニが死滅したものや外皮を取り除いたもの、切り分けてパッケージしたものは熟成が止まってしまう。そのようなミモレットは、保存しても熟成期間に数えることはしない。