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'''ジェゲスタージェン'''(gestagen)とは[[子宮]]内膜に着床性増殖を引き起こす物質の総称。'''黄体ホルモン'''、'''ゲスターゲン'''、'''プロゲスターゲン'''とも呼ばれる。代表的な物質として[[プロジェステロン]]が知られている。ジェゲスタージェンは主に[[黄体]]から分泌されるが、動物種によっては[[胎盤]]からも分泌される。ジェゲスタージェンは[[エストロジェゲン]]の作用を受けた子宮内膜に働いて着床性増殖を起こす。また、子宮筋を弛緩させ、[[オキシトシン]]に対する感受性を低下させる。大量のジェゲスタージェンが長時間作用すると、視床下部を介して[[卵胞刺激ホルモン]](FSH)と[[黄体形成ホルモン]](LH)を抑制するが、適量のジェゲスタージェンが短時間作用すると[[LHサージ]]を誘起する。ジェゲスタージェンは[[肝臓]]で不活化され、大部分は消化管内、一部は尿中に排泄される。ジェゲスタージェンはヒトでは経口避妊薬として、家畜では発情周期の同期化に利用されている。
== 関連項目 ==
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