「核抑止」の版間の差分

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→‎不確実性による抑止の有効論: 誇大表現、「常識」という編者の主観にすぎない表現削除
→‎核抑止が成立しない場合: 「言質」を都合のいい時だけ阻害、または利用しており一貫性がないため修正 / 「当たり前」かどうかは編者の主観的判断
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== 核抑止が成立しない場合 ==
'''核の傘'''は、[[アメリカ合衆国|アメリカ]]または[[ロシア]](1991年以前の[[ソビエト連邦]]、1992年以後のロシア連邦)が、同盟国に対する核攻撃に対して、核による報復を行う事を事前に宣言することで、核攻撃の意図を挫折させる理論である。これは、冷戦が終わった現在でも消失存在していない
 
だが、「核の傘」に対する信頼性の論議は古くからある。冷戦時代に米ソから「報復を行わない」という言質を取れる国家は存在しなかったし、現代においてもアメリカは再三核の傘の存続を明言している。ただ、そのような発言は同盟国や仮想敵国に対する外交政策上当たり前のことであり、もし現実に同盟国が核攻撃を受けた場合、アメリカが何千万もの自国民が死亡する危険を覚悟した上、核による報復という軍事的選択を行うかは全く次元異なる問題である。
 
非核兵器保有国に対してであっても、核を使用した場合には同盟した核兵器保有国からの報復(核の傘)が機能する状況であるとしても、それでもなお核兵器の使用を抑制できない例として、次のケースが考えられる。