「トランスフォーマー (架空の生物)」の版間の差分

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今までの金属生命トランスフォーマーと大きく構造が異なり、液状の素体の上に生物のDNAを上書きする事でトランスフォームをする、有機生命体寄りのトランスフォーマー。従来のトランスフォーマーのように無機的な存在をスキャンし変形することに加え、動植物といった有機生物をスキャンし「変身」することを可能とする。彼ら以前のトランスフォーマーにもダイノボット部隊やアニマトロン、テラートロンなどの動物型に変身する者は存在したが、それらはあくまでアニマルロボットという動物型ではあっても無機的な存在であったのに対して、ビースト戦士は生物のDNAをスキャンし(DNAをスキャンできるならば対象の状態は問わず、化石をスキャンすることも可能)、ビーストモード時にはスキャンした生物の有機的な外観を忠実に再現することが可能。ただし、あまりにも小さい生物をスキャンした場合(鼠、蜘蛛など)はそのサイズまでは再現できず、ビーストモードは本来の生物よりも巨大な物となってしまい、擬態としては不完全なものになる。また、スキャン装置に不具合が生じ、一度のスキャンで二種の生物をスキャンされた場合はキメラ状のビーストモードを持つ「フューザース」という状態になる。
 
身体のサイズはそれまでのトランスフォーマーに比べ小型(地球人と同程度)<ref>例えば、標準的な体格の従来型デストロンである初代[[スタースクリーム]]とデストロンビースト戦士の中で大柄な部類に入る[[ビーストメガトロン|メガトロン (トランスフォーマー)|ビーストメガトロン]]の身長を比較すると、初代スタースクリームが7mに対し、ビーストメガトロンが2.8mと半分以下である。</ref>。それまでのサイバトロンやデストロンとは種族が異なる存在だが性質的には似通っており、従来のサイバトロンに近い方を「マクシマルズ」、従来のデストロンに近い方を「プレダコンズ」ともそれぞれ呼称される。無論、誕生後に軍を入れ替わったり脱退は可能。
動植物をスキャンする主な理由としては、彼らが他星への探検・外交使節などの役割を担った際、その星の環境に迅速に適応するため。ビーストウォーズ無印ではロボットモードでは星に溢れるエネルゴンの影響を強く受けすぎるため、それから逃れるためとしても使われた。ただし、あまりに長時間ビースト形態で居ると、その動物の野生的部分が人格プログラムを侵食してしまうという弊害が出る場合もある。動物の肉や果物といった普通の食品を食べてエネルギーに変換する事が可能だが、エネルゴンより変換効率は悪い。