「ジャパニーズ・メタル」の版間の差分

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m (→‎1980年代後期: ジーン・シモンズ (ミュージシャン)|)
メタル業界を覆い隠したヴィジュアル系の大ブームが終息し、アニメタルなどによってメタルという音楽が徐々に再認知を得て最悪の氷河期をどうにか脱した状況下、 1998年のLAZY、BOW WOW、1999年のEARTHSHAKER、2000年のLOUDNESS、2001年の44MAGNUM、ANTHEM、2005年のSHOW-YAなど、ベテラン格のバンドが次々と再結成を果たした。その他、期間限定ながら全盛期のメンバーが再集結して活動を行うバンドも、2005年の聖飢魔IIを始めとして幾つか見られている。極めつきは2007年のX JAPANの再結成であり、前述のHIDEの死、TOSHIの宗教絡みのトラブルやYOSHIKIの迷走などを背景に再結成が絶対不可能なバンドとしてまず第一に名が挙がる存在であっただけに、世間の驚きは大きなものがあった。
 
これらの影響か、2000年代中ごろからは、既に解散しているバンドについてベスト盤発売やライブ・セッションでの元メンバーの共演・ゲスト参加などをきっかけとして、マスコミやインターネットなど様々な経由で再結成の噂が聞かれる事も多く見られている。しかし、実際には単なる[[流言]]やファンの希望的観測の域から出ないものであったり、検討されても現在の活動の多忙や、現在志向している音楽との方向性の違い、解散以前に発生した人間関係の齟齬などがネックとなり主要メンバーが揃わずに企画倒れに終わるものも多い。また、再結成を果たしたものでも、全盛期を支えた重要なメンバーが不参加のまま活動するバンドや、再結成の背景としてメンバーが抱える経済的な問題や困窮などの噂がつきまとうものも往々に見られる。そもそもメタルに限らず音楽業界全般の常として、過去のバンドの解散では多くのケースで大きな内輪揉めなどが起きており、それバンドを解散も関わらず追い込んだ程の確執を乗り越えてまで再結成して活動を行うというのは、メンバーの多くが解散後に経済的困窮に陥り当座の収入を求めて過去のネームバリューに頼るために妥協をせざるを得なくなったか、あるいは喧嘩別れの解散後に関係が修復できたか、このいずれかであるのが実態であるという<ref>[http://www.cyzo.com/2011/06/post_7581.html メンバー不仲、宗教トラブル......再結成ブームでも「絶対に復活しないバンド」とは?] - [[日刊サイゾー]] </ref>。
 
1990年代からのアニメ・ゲームなど[[サブカルチャー]]とメタル業界の関係は2000年代に入ってもさらに発展が続いている。現在ではその影響はアニメのみならず[[特撮]]作品にも幅広く浸透しており、これら分野でジャパメタ分野でベテラン・中堅格として知名度を持つボーカリストが起用されるケースがしばしば見られる。
その他、音楽ライターの土屋京輔は上記のバンドだけでなく[[マキシマム・ザ・ホルモン]]、[[9mm Parabellum Bullet]]、[[FACT (バンド)|FACT]]のようなバンドも新世代のメタルバンドとして高く評価している。
 
また、かつてはSHOW-YAに代表された女性ボーカルのメタルバンドや女性メタル系シンガー、つまりフィメールメタルについても、2000年代に入ってからは[[ヘッド・フォン・プレジデント]]、[[HIGH and MIGHTY COLOR]]、[[LIV MOON]]などの若手・中堅世代が散発的に登場している。とはいえ、日本国内では女性のメタルシンガーはそもそも絶対数が少ないという事情からメタルとハードロックで一括りに語られることが多く、その境界線は男性ボーカルのそれよりも遥かに曖昧である。また海外に活路を求めたり、サブカルチャーとのタイアップに市場を見出そうとする傾向も強い。またこれら以外にも、[[いとうかなこ]]、[[栗林みな実]]、[[中野愛子]]の様にそもそもアダルトゲーム主題歌やアニメソングなどのサブカルチャーの分野から表舞台に登場し、周囲のメタル系ミュージシャンからHR/HMに近い様式の楽曲の提供を数多く受けているシンガーも見られる。いずれにしても、現在メタルやハードロックを歌う女性シンガーには、単純にジャンルの枠にとらわれることなく幅広いジャンルを手掛け、その中でHR/HMの楽曲も歌っているという者が多い。
 
2008年には女性ロッカーのためのイベント「NAONのYAON」の復活開催が行われ、かつての出演者以外にも新たに[[相川七瀬]]、[[長澤奈央]]などHR/HM系の内外から幅広くミュージシャンやシンガーが集まり華やかなものになったが、その後が続かなかった。
 
=== 2010年代 ===
2000年代より台頭してきたヴィジュアル系ヘヴィメタルバンドのうち、DELUHIが2011年4月1日の[[エイプリルフール]]の日に解散を宣言。2000年代後半に[[同人音楽|同人]]メタルシーンで注目を集めていた[[Dragon Guardian]]、2011年には女性ボーカルを擁する[[LIGHT BRINGER]]がメジャー・デビューしている。
 
この様に若手・新進のバンドは登場しているものの、2000年代以降の[[CD不況]]などの影響はメタルでも色濃く、メジャー・デビューまで見れば散発的な状況に過ぎず、若手の伸び悩みが解消されず、中々メジャーシーンまで辿り着けないこともまたメタルが突き付けられている現実である。
 
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