「ニザーム・ジェディード」の版間の差分

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ただし軍近代化の動きはこれで止まったわけではなく、セリム3世の後に即位した従兄弟のマフムト2世はこの流れを引き継いで新式軍隊である「ムハンマド常勝軍」を設立。その上でイェニチェリ制度を解体する事に成功し、軍の近代化を成し遂げた。
 
セリム3世によって設立されたニザーム・ジェディードは今までのオスマン帝国軍の部隊と違い、軍装から軍規までほぼ完全に西洋化されていた事が一番の特長だった。イェニチェリ軍団の反省からか特殊な階層ではなく普通の「軍隊」として育成された部隊であり、銃器なども最新式のものが導入されていた。残念ながこれ改革の途中でセリム3世が廃位されてしまったためあまり活躍はしなかったものの、上記のように軍近代化の流れはムハンマド常勝軍に引き継がれることになった。
 
== 関連項目 ==