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; {{Visible anchor|高炉セメント}}
: [[製鉄所]]の銑鉄製造工程である高炉から生成する副産物である[[スラグ|高炉スラグ]]の微粉末とポルトランドセメントを混合したセメントである。セメントの[[溶媒和|水和反応]]で発生した[[水酸化カルシウム]]などの[[アルカリ性]]物質や石膏などの刺激により水和・硬化する性質がある。初期強度は普通ポルトランドセメントよりも低いが、この性質により長期にわたって強度が増進し、長期強度は普通ポルトランドセメントを上回る場合もある。[[海水]]や[[化学物質]]に対する抵抗性に優れ、[[港湾]]や[[ダム]]などの大型土木工事に使用される。
: [[日本工業規格|JIS]]では JIS R 5211 で規定され、高炉スラグの分量により A種 (5-30%)、B種 (30-60%)、C種 (60%-70%) に分類される。
: [[ドイツ]]では[[20世紀]]の初頭から製造され、日本では[[八幡製鐵所]]で[[1913年]](大正2年)に製造されたのが始まりである。
; {{Visible anchor|シリカセメント}}