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'''八杉 龍一'''(やすぎ りゅういち、[[1911年]][[9月6日]] - [[1997年]][[10月27日]])は、[[生物学史]]家。
 
東京に、[[ロシア語]]学者の[[八杉貞利]]の子として生まれる。[[東京大学|東京帝国大学]]理学部動物学科卒、[[実験動物]]学から[[生物学史]]研究に進み、多くの著述を行い、1951年『動物の子どもたち』で[[毎日出版文化賞]]、1959年『人間の歴史』で[[産経児童出版文化賞]]受賞。1962年[[東京工業大学]]教授、1972年[[早稲田大学]]教授。[[進化論]][[生物学史]]を中心に多くの啓蒙的著作、[[翻訳]]を残す一方、[[ルイセンコ論争|ルイセンコ学説]]の支持者でもあった。
 
==著書==
*[[チャールズ・ダーウィン|ダーウィン]][[種の起源]] [[]]書房, 1947
*生物学の方向 アカデメイア・プレス, 1948
*[[ダーウィニズム]]の諸問題 理学社, 1948
*動物と植物 大雅堂, 1949 (新少年文庫)
*[[ラマルク]]からダーウィンへ 日本評論社, 1949
*進化と創造 [[岩波新書]], 1949
*ロシヤの科学者 [[弘文堂]], 1949 (アテネ文庫)
*生物学 生きているとはどういうことか [[光文社]], 1950
*近代進化思想史 [[中央公論社]], 1950
*ダーウィンの生涯 [[岩波新書]], 1950
*動物の子どもたち [[光文社]], 1951
*二十世紀人 われらはどう生きているか [[光文社]], 1952
*人間生物学 科学は生命をどう見るか [[光文社]], 1953
*生きものの歴史 大昔から地球を支配してきた動物たち [[光文社]], 1954
*ダーウィン 講談社, 1955 (世界伝記全集)
*人間の歴史 あかね書房, 1958 (少年少女最新科学全集)
*レンゲの花とミツバチのはなし [[麦書房]], 1958
*いのちの化学 人間はどこまで機械か [[講談社]]現代新書, 1964
*科学的人間の形成 明治図書出版, 1964
*進化学序論 歴史と方法 岩波書店, 1965
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*論文・レポートの書き方 明治書院, 1971
*人間と環境と教育 明治図書出版, 1972
*一生物学者の思索と遍歴 [[岩波書店]], 1973
*生物学的人間像 [[青土社]], 1976
*科学とは何か 東京教学社, 1979
*たまきはる 私家版, 1981
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*歴史をたどる生物学 東京教学社, 1985
*図解科学の歴史 東京教学社, 1988
*[[ダーウィン]]を読む [[岩波書店]], 1989 (岩波セミナーブックス)
 
==編著共著==
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*ソヴェト生物学論争 [[トロフィム・ルイセンコ|ルイセンコ]]学説を中心に 高梨洋一共著 ナウカ社, 1949
*生物学事典 [[真船和夫]]共編 霞書房, 1950
*生命 毎日新聞社, 1951 ([[毎日ライブラリー]])
*助けあう生物たち [[日高敏隆]]共著 金子書房, 1953
*生物科学辞典 [[碓井益雄]],真船和夫共著 みすず書房, 1956
*生命のふしぎ [[大滝哲也]],日高敏隆共著 [[小学館]], 1961
*生命とはなにか 河出書房新社, 1964
*論文・レポートの書き方 [[竹内敬人]]共著 改訂版 明治書院, 1975
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*動物界の階層 分類の方法と原理 T.サヴォリ [[八杉貞雄]]共訳 河出書房新社, 1973
*環礁の王国 [[イレネウス・アイブル=アイベスフェルト|アイブル=アイベスフェルト]] [[八杉貞雄]]共訳 思索社, 1973
*動物の分類と進化 [[ハンソン]] 岩波書店, 1975
*生命あるものについて 生物の科学と人間 [[アードルフ・ポルトマン]] [[紀伊国屋書店]], 1976
*生命観の歴史 C.U.M.スミス 岩波書店, 1981
*生物学から人間学へ [[ポルトマン]]の思索と回想 思索社, 1981
*神秘の島[[ガラパゴス]] テュイ・ド・ロイ・ムーア 小学館, 1983
*動物進化の物語 なぜいろいろな生き物がいるのか[[ J.C.マクローリン]] [[岩波書店]], 1984
*人の生と死 [[イリヤ・メチニコフ|メチニコフ]]の人性論 [[イリヤ・イリッチ・メチニコフ]] 新水社, 1991
*ダーウィニズム論集 編訳 [[岩波文庫]], 1994
*ダーウィン スティーヴ・パーカー 岩波書店, 1995 (世界を変えた科学者)