「北九州市立松本清張記念館」の版間の差分

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|延床面積 =
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|開館 = {{jdate|[[1998|年]]([[平成]]10年)[[8|4}}日]]
|閉館 =
|所在地郵便番号 = 803-0813
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== 概要 ==
清張死没を受け、生前の功績を称え後世に語り継ぐことを目的として、清張の郷里である小倉北区に記念館を建設することを決定。[[小倉城]]址域の南西端の一角に{{jdate|[[1998|年]]([[平成]]10年)[[8|4}}日]]開館。
 
館内では、作家としての清張の業績について、映像や展示物などで紹介している。なかでも、[[東京都]][[杉並区]][[高井戸]]の自宅の外観をはじめ、遺族から寄贈を受け、書斎や書庫・応接間を清張が亡くなった当時の状態で忠実に再現した展示室が目玉の一つである。また、オリジナルドキュメンタリー映像「日本の黒い霧 - 遙かな照射」の上映も行なっている。他に、随時実施される企画展のほか、講演会などのイベントも開催されている。
 
開館10周年にあたる{{jdate|[[2008}}年]]([[平成]]20年)には、第56回[[菊池寛賞]]を受賞した。受賞の理由は、「地方財政が厳しい折、水準の高い研究誌を刊行しつつ、多彩な企画展を催すなど、健闘しながら開館10周年を迎えた」<ref>[http://www.bunshun.co.jp/award/kikuchi/list1.htm 文藝春秋 菊池賞]菊池賞受賞者一覧</ref>ことによる。
 
{{jdate|[[2009}}年]]([[平成]]21年)、[[北九州市]]などが清張の生誕100年を記念した各種イベントを展開したこともあり入館者が増え、まさに「100歳の誕生日」<ref>{{Jdate|[[1909|年]]([[明治]]42年)[[12|21}}日]]生まれ。なおこの日は、開館から5年後に、西向かいから[[リバーウォーク北九州]]へ、清張のかつての職場であったところの朝日新聞社とともに移転した[[NHK北九州放送局]]の開局日でもあり、小倉でラジオ放送が始まったのは清張22歳の誕生日であった。</ref>の2日前となった[[12月19日]]に、累計入館者が100万人に達した。
 
開館以来、{{jdate|[[2010}}年]]([[平成]]22年)現在まで、[[文藝春秋]]で長年清張の担当編集者であった藤井康栄が館長を務めている。
 
記念館による刊行物として、随時発行される館報(ウェブサイト内で閲覧可能)、企画展図録のほか、各分野の専門家による研究誌『松本清張研究』がある。