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== 航空機 ==
航空機のレドームは、流線型にすることで飛行による風圧からアンテナを保護しながら機体が受ける空気抵抗を小さくし、また防水や着氷防止の役割効果っている。ジェット[[戦闘機]]の機体先端部分は、ほとんどが[[ノーズコーン]]と呼ばれる尖ったレドームであり、民間旅客機でもほぼ同様に椀状のレドームを備えて、ともに内部のアンテナを保護している。[[早期警戒機]]や[[早期警戒管制機]]では、機体背面に円盤型のレドームを持つ機体が多く、内部の回転式や固定式の大型アンテナを保護している。<!--可動式や回転式アンテナだけの記述は避けて下さい。21世紀に入ると軍用航空機にもフェーズド・アレイ・レーダーが搭載されるようになり、固定式アンテナが珍しくなくなっています。まあ、戦闘機のアレイは今も可動式が多いですが…-->
 
軍事用航空機で[[ステルス性]]が求められると、従来の完全透過式のレドームでは内部の電子機器類の金属製筐体やアンテナ面が外部からのレーダー電波を効率良く反射してしまうために、[[ステルス機]]と呼ばれる機体では選択透過性素材によって自機のレーダー電波の波長のみを透過する特性にしたレドームを使用し、内部の機器類外面も反射を抑制する構造になっている。