「マルチコア」の版間の差分

外見的には1つのプロセッサでありながら内部的には複数のプロセッサとして認識されるため、主に[[並列コンピューティング|並列処理]]を行わせる環境下においては、プロセッサ・[[チップ]]全体での処理能力を上げ性能向上を果たすために行われる。このプロセッサ・パッケージ内のプロセッサ・コアが2つであれば[[デュアル]]コア（Dual(Dual-core）core)、4つであればクアッドコア（Quad(Quad-core）core)、6つであれば[[ヘキサ]]コア（Hexa(Hexa-core）core)、8つではオクタルコア（Octal(Octal-core）core)又は[[オクタ]]コア（Octa(Octa-core）core)<ref>（伝統的に[[インテル]]は前者、[[アドバンスト・マイクロ・デバイセズ|AMD]]は後者で呼び分けている）</ref>、オクトコア（Octo(Octo-core）core)と呼ばれる。さらに高性能な専用プロセッサの中には数十個ものコアを持つものがあり、メニーコア (Many-core) と呼ばれる。

なお、従来の1つのコアを持つプロセッサはマルチコアに対してシングルコア（Single(Single-core）core)とも呼ばれる。