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「'''FOCUS'''」(フォーカス)は、[[1981年]][[10月23日]]に[[新潮社]]から創刊された[[写真週刊誌]]の草分け。[[2001年]]からは休刊中である
 
取締役の編集者[[斉藤十一]]が、創刊に多く関係した。
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創刊当初は、有名[[写真家]]を使った芸術性の高い雑誌を目指したものの低迷。その後、張り込みや突撃取材を行う週刊誌へと変貌を遂げ成功を収めた。販売部数はピーク時に毎週200万部を突破し、印刷が追いつかず東京と大阪の2個所で印刷所で同時に印刷したほど。「フォーカスされる」などの流行語まで作られ、一大ブームとなった。
 
しかし、他雑誌やテレビに真似されるようになって、次第に読者から飽きられるようにもなると共に、90年代後半から急速に部数を減らし、累積赤字が増加。3代目編集長の[[山本伊吾]]([[山本夏彦]]の子息で現在は父の出版業を継ぐ)時に、2001年8月7日発売の1001号で、休刊(ただし。その後は、[[2002年]]から[[2004年]]までは、年1回「[[週刊新潮]]」の増刊という形で発行されてい。そして[[2011年]][[4月]]、戦後最大級の未曾有の大惨事となった[[東日本大震災]]を題材に、1回だけの限定復刊を果たした。
 
2001年10月に、フォーカス編集部編『フォーカススクープの裏側』を刊行した。 
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同様のスタイルの写真週刊誌は他の出版社からも模倣し創刊され、1986年後半には「[[フライデー|FRIDAY]]」([[講談社]])、「[[FLASH (写真週刊誌)|FLASH]]」([[光文社]])、「[[TOUCH (写真週刊誌)|TOUCH]]」<ref>「TOUCH」は、1986年11月創刊、1989年4月4・11日合併号で休刊。通巻で116号が発行された。グルメ記事などが主体で、他社と異なりスキャンダル記事は多くなかった。</ref> ([[小学館]]) 、「[[Emma]]」([[文藝春秋]])など他4誌が並存していた。
 
しかしこれら4誌は、「FOCUS」と形態こそ似ているものの、水着やヌードグラビア、グルメなどの軟派な記事が多く、内容は「FOCUS」とはかなりの相違があった。「Emma」は、86年12月の[[フライデー襲撃事件]]の余波も有り、早々と87年に、「TOUCH」もその2年後の89年に廃刊となり、20102011年現在では、「FLASH」と「FRIDAY」の2誌が続いている刊行中
 
また、同時期に「LOOK セクシーフォーカス」というあきらかに本誌を真似た写真中心の[[ポルノ雑誌]]が存在した。構成も全く同じで、最後のページに連載されていた『狂告の時代』ですらポルノ風に真似た。