「APF通信社」の版間の差分

*[[2000年]]、テレビ朝日「ザ・スクープ」桶川女子大生ストーカー殺人事件シリーズ　民放連テレビ報道部門優秀賞、テレビ朝日社長賞

 

[[2009年]][[12月5日]]に放送されたTBS『[[報道特集 (TBS)|報道特集NEXT]]』等の「ブラックノート」なる偽造紙幣の関連特集で、同社記者が、偽造紙幣に関与する国際詐欺グループの実行犯の男の本名を確かめる目的で、このグループのアジトの郵便受けにあった郵便物を断りなく、開封（後に修復）したことが[[2010年]]1月、判明した<ref>「読売新聞」2010年1月15日付</ref>。[[TBSテレビ|TBS]]は、同年[[2月9日]]、[[放送倫理・番組向上機構]]（BPO）の放送倫理検証委員会に報告書を提出し、[[4月2日]]、同委員会は、「一歩立ち入った確認を怠って放送した」とTBSの責任を指摘する意見書を発表<ref name="bpo">[http://www.bpo.gr.jp/kensyo/decision/001-010/008_k_tbs.pdf 2010（平成22）年4月2日 放送倫理検証委員会決定 第8号 TBS『報道特集NEXT』 ブラックノート詐欺事件報道に関する意見 放送倫理検証委員会（PDF）]</ref><ref>[http://www.47news.jp/CN/201004/CN2010040201000593.html 2010年4月2日 共同通信]</ref>した。同社は、[[2010年]][[1月7日]]、TBSからの問い合わせに対して、事実関係を認め<ref name="bpo">[http://www.bpo.gr.jp/kensyo/decision/001-010/008_k_tbs.pdf 2010（平成22）年4月2日 放送倫理検証委員会決定 第8号 TBS『報道特集NEXT』 ブラックノート詐欺事件報道に関する意見 放送倫理検証委員会（PDF）]</ref>、[[1月14日]]、同社代表名で、「お詫び」文を同社サイトに公開し、当面の報道番組制作の自粛の意向を明らかにした<ref>[http://megalodon.jp/2010-0115-2257-17/www.apfnews.com/whatsnew/2010/01/114_1.html ウェブ魚拓「日刊APFニュース」2010年1月14日 現在はリンク切れ]</ref>。

 

放送倫理・番組向上機構（BPO）放送倫理検証委員会は、「TBS『報道特集NEXT』ブラックノート詐欺事件報道に関する意見」のなかで、「TBS側と制作会社とのあいだの信頼関係が空洞化し、十分な意思疎通が図られなかったことから生じた不祥事であることが歴然」としている<ref name="bpo">[http://www.bpo.gr.jp/kensyo/decision/001-010/008_k_tbs.pdf 2010（平成22）年4月2日 放送倫理検証委員会決定 第8号 TBS『報道特集NEXT』 ブラックノート詐欺事件報道に関する意見 放送倫理検証委員会（PDF）]</ref>。

 

== 脚注 ==