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'''苗木藩'''(なえぎはん)は(現在の[[岐阜県]][[中津川市]]苗木)に存在した最小の城持ちの[[藩]]。居城は[[苗木城]]。[[美濃国]]の[[恵那郡]]の一部と加茂郡の一部を領地としていた
== 概要 ==
苗木藩の藩祖は
藩政においては小藩ゆえの悲しさから、幕府の相次ぐ手伝い普請や軍役などにより財政窮乏が早くから始まる。このため、新田開発を行なって4286石の新田を開発したが、第5代藩主・[[遠山友由]]の大坂加番による出費などもあって効果は無かった。歴代藩主は藩政維持のため、厳しい倹約令を出し、[[天保]]年間には給米全額の借り上げを行なうなどしたが、やはり効果は無かった。しかも最後の藩主・[[遠山友禄]]は[[文久]]元年([[1861年]])に[[若年寄]]となり、さらに大坂警備も任されたが、そのための出費がさらに重なって財政は火の車となり、[[慶応]]元年([[1865年]])には[[第2次長州征伐]]にも参加したことによる軍費から、遂に財政は破綻した。友禄は五種類の藩札発行による改革を図ったが、またも効果は無かった。
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==脚注==
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{{DEFAULTSORT:なえぎはん}}
[[Category:藩
[[Category:
[[Category:苗木遠山氏|藩]]
[[Category:岐阜県の歴史]]
[[Category:中津川市の歴史]]
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