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マザー・グース殺人事件にクリスティの『そして誰もいなくなった』を追記、『悪魔の手鞠唄』→『悪魔の手毬唄』に訂正。脚注を設け、クリスティ『ポケットにライ麦を』追記。
日本の推理作品の例に高木彬光の『一、二、三 - 死』を追記。
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'''童歌'''(わらべうた)とは、こどもが[[遊び]]ながら歌う、昔から伝えられ歌い継がれてきた[[歌]]である。'''伝承童謡'''(でんしょうどうよう)、'''自然童謡'''(しぜんどうよう)ともいう。[[民謡]]の一種ととらえられるものもある。
 
その歌詞には、意味不明のものや、よく考えると恐ろしいものも多い。推理小説の分野では、童歌を元にした殺人と言うのがいわゆる[[見立て殺人]]の一つの型としてある。代表的な作品として[[ヴァン・ダイン]]の『[[僧正殺人事件]]』や[[アガサ・クリスティ]]の『[[そして誰もいなくなった]]』などのいわゆる[[見立て殺人#童謡殺人|マザー・グース殺人事件]]がある<ref>アガサ・クリスティのマザー・グース殺人(見立て殺人)ものとしては、他に『[[ポケットにライ麦を]]』がある。</ref>。日本では[[横溝正史]]の『[[悪魔の手毬歌]]』や[[高木彬光]]の『一、二、三 - 死』があり、これは上記作品に触発されたものであった。
 
== 日本に伝わる童歌 ==