「無次元量」の版間の差分

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*長さ同士の比 [[アスペクト比]]、[[ラジアン]](弧度)
*質量同士の比 [[比重]]、[[原子量]]
*周波数同士の比 [[サイクル (単位)]]、[[Q値]](振動や共振の鋭さを示す値)
 
=== レイノルズ数 ===
[[流体力学]]の分野で多く用いられる[[レイノルズ数]]は、代表長さ[長さの次元]、代表速度[速さ=長さ/時間の次元]、動粘性係数[長さ*長さ/時間の次元]の値を用いて求められ、流れ場の状態を表す無次元数となる。形は同じで大きさが異なる物体回りの流れを比較する際、両者のレイノルズ数が同じであれば、物体回りの流体の流れは相似となりサイズは異なっても本質的には同じ現象と考えることができる。
 
=== 偏差値 ===
ある数値が母集団の中でどれくらいの位置にいるかを表したものを[[偏差値]]という。
 
== 無次元数の例詳細 ==
=== 流体力学で多く用いられるもの ===
*[[レイノルズ数]](運動量輸送における移流と拡散の比率。[[乱流]]を扱う際は必須。)
*[[ヌッセルト数]](熱輸送における熱伝達(移流などを含む)と熱伝導の比率。伝熱を扱う際は必須。)
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*[[フルード数]](流速と長波の伝播速度の比率。[[開水路]]などの重力が支配的な流れで用いられる。)
*[[ビオ数]](熱輸送における熱伝達と固体側の熱伝導の比率。伝熱で用いる。)
*[[レリー数]](流体層の温度勾配を無次元化した量。熱[[対流]]を扱う際は必須。)
*[[ロスビー数]](回転流体において流速を[[角速度]]で無次元化した量。)
*[[マッハ数]](流体のもつ運動エネルギと内部エネルギの比率の平方根。圧縮性流体を扱う際は必須。)
*[[クヌーセン数]](代表長さと分子の平均自由行程の比率。)
*[[エクマン数]](回転系の粘性の大きさを示す。)
{{流体力学の無次元数}}
=== 通信工学で多く用いられるもの ===
*[[アーラン]]([[通信トラヒック工学]]における通信量の尺度。)
*[[SN比]](信号量と雑音量の比。)
=== 化学で多く用いられるもの ===
*[[八田数]](化学工業におけるガス吸収操作に関する無次元数。)
*[[チーレ数]](触媒粒子内における反応速度と拡散速度の比。)
=== 材料工学で多く用いられるもの ===
*[[Q値]](振動や共振の鋭さを示す値)
*[[ゾンマーフェルト数]](潤滑の状態を評価する数。)
*[[ポアソン比]](ひずみの比。)
=== 力学で多く用いられるもの ===
*[[反発係数]](衝突前後の速さの比。)
=== 気象学で多く用いられるもの ===
*[[比湿]]
=== 光学で多く用いられるもの ===
*[[アッベ数]]
=== 電気磁気学で多く用いられるもの ===
*[[比誘電率]]
 
== 単位 ==
*[[デシベル]]
*[[ネーパ]]
 
== 関連項目 ==