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[[Image:Jacquard loom p1040320.jpg|thumb|200px|ジャカード織機]]
'''ジャカード織機'''(ジャカードしょっき)は[[1801年]]、[[フランス]]の[[発明家]][[ジョゼフ・マリー・ジャカール]](ジャカード, [[:w:Joseph Marie Jacquard|Joseph Marie Jacquard]])によって発明された
穴の有無に従って上下する金属針とシャフトを連動させてシャフトを個別に上下させ、穴によって指示された経糸だけを引き上げて横糸を通し、[[織組織|カードのパターン]]通りの模様を織る。それまで複雑な模様の布を織ることは非常に手間がかかったが、模様に対応したパンチカードによって織機の糸の上げ下ろしを制御することで、格段に簡単になった。初めは人力を用いたが、19世紀半ばに[[蒸気機関]]を用いた力織機に応用された。
ジャカード織機はパンチカードを用いて制御を行った
最近は紋紙(パンチカード)の代わりにコンピュータデータを用いた電子ジャカードが普及している。日本では、メカ式ジャカードの紋紙読み取り部のみを電子化した[[CGS ジャカードフォーマット|ダイレクトジャカード]]が多く使用されている。
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