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クーデンホーフ光子に由来するという誤解は、日本で特に多いと言えるのでしょうか?:ノート参照
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{{参照方法|date=2011年11月}}
'''Mitsouko'''(ミツコ)とは、1919年にフレグランスの老舗[[ゲラン]]によって発売された香水。
 
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1919年に発表された『ラ・バタイユ』は、年の離れた厳格な海軍大将の妻として暮らしている年若く魅力的な貴婦人ミツコが、快活な若い英国海軍士官と恋に落ちるが不倫の愛を潔しとせず彼を拒むという筋。
師にあたるピエール・ロティのエキゾティスム文学の流れを引くロマンス作品だが、現代はロティの亜流という評価が強く本国でもマイナーな作品となっている。
たまたま同名でジャック・ゲランとほぼ同時代にヨーロッパ社交界で活躍した日本人女性クーデンホーフ伯爵夫人光子が香水の名前の由来と誤解している{{要出典範囲|日本|date=2011年11月}}人が多い。
 
調香したジャック・ゲランはゲランの創業者ピエール・フランソワ・パスカル・ゲランの息子エメの甥で、最も偉大な調香師の一人として名高い。
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== 逸話 ==
*{{要出典範囲|日本では|date=2011年11月}}[[クーデンホーフ光子|クーデンホーフ伯爵夫人光子]]がイメージモデルと言われているが、根拠はない。2002年にゲランの社長フィリップ・ゲラン自身が光子夫人がMitsoukoの由来になったかという[[吉田直哉]]の質問に対して、ジャック・ゲランが実在人物をモデルにした可能性をはっきりと否定している。
*[[チャーリー・チャップリン]]が好んだ香水として知られる。
*ロシアバレエ団の創設者である[[セルゲイ・ディアギレフ]]は、公演旅行に必ずMitsoukoを携え緞帳に香りを付けていたという逸話で知られる。
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 You understand that last night was only a comedy”
という有名な遺書を残して浴室で拳銃自殺した。
*[[フランス]]のポップシンガーグループ[[レ・リタ・ミツコ|レ・リタ・ミツコ (Les Rita MitsukoMitsouko)]]の名前の由来になっている。
 
== 参考文献 ==
*ロジャ・ダブ「香水の歴史」原書房 ISBN:978-4562045488
 
[[Category{{DEFAULTSORT:ブランド|みつこ]]}}
[[Category:ブランド]]
[[Category:香水]]
 
[[en:Mitsouko (perfume)]]
[[it:Mitsouko]]