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== 概略 ==
[[開成高等学校]]を経て、[[1972年]]に[[東北大学]][[工学部]]原子核工学科卒業。[[1974年]]、東北大学[[大学院]]工学研究科[[修士課程]]修了(原子核工学)後、[[文部省|文部]]教官に採用され、京都大学原子炉実験所に勤務。
 
開成高校時代には「[[地質]]部」で、野外で岩石や地層を追い求めながら自然に親しんだ。大学入学時は「これからは石油・石炭でなく[[原子力]]の時代」と考え原子力工学を志したが、現代の原子力工学における放射線被害の実態を知ったことで、所属機関の趣旨と逆の、原子力発電に反対するスタンスをとるようになったとしている。以後現在まで一貫して「原子力をやめることに役に立つ研究」を行なっている<ref>googleビデオ「[http://video.google.com/videoplay?docid=2967840354475600719# なぜ警告を続けるのか〜京大原子炉実験所・”異端”の研究者たち〜]」(2008年10月19日放映、[[毎日放送|大阪毎日放送]])</ref>。
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* 福島原発に関して[[内閣官房]][[参与]]を辞任した[[小佐古敏荘]]は、立場のまるで異なる論争相手であった。小佐古の内閣参与辞任について朝日ニュースターの番組でコメントを求められ、「なぜそうしたのか、いまだに理解できないのですが」と前置きしつつ、今回の行動については支持するとした。
*「人が人を差別することは許せない」とし、社会に存在する差別の問題に対して否定的な立場をとっている。
*福島原発事故以降、自著『原発のウソ』([[扶桑社新書]])が売れていることに関し、『[[みのもんたの朝ズバッ!]]』のインタビューで「'''うれしくないです。売れているということは、原発の事故が起きてしまったから'''」と答えている<ref>[http://www.j-cast.com/tv/2011/06/23099258.html?p=all 『原発のウソ』著者の京大・小出裕章助教「本が売れてもうれしくない」 : J-CASTテレビウォッチ]</ref>。
 
== 著書 ==
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*『放射能汚染の現実を超えて』([[2011年]]5月、[[河出書房新社]])ISBN 4309245528
*『原発のウソ』(2011年6月、[[扶桑社新書]])ISBN 4594064205
*『原発はいらない』(2011年7月、[[幻冬舎]]ルネッサンス新書]])ISBN 4779060486
 
=== 共著 ===
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*『人形峠ウラン鉱害裁判』([[2001年]]1月、批評社)共著:土井淑平 ISBN 4-8265-03211
*『知ればなっとく脱原発』([[2002年]]、[[七つ森書館]])共著:[[高木仁三郎]]、[[西尾漠]]、久米三四郎ほか ISBN 4822802515
*『imidas特別編集 完全版 放射能 地震 津波 正しく怖がる100知識』([[2011(2011]]7月、[[集英社]])監修:[[河田恵昭]]、小出裕章、坂本廣子 ISBN 4087814807
 
==関連項目==