「ヤス・マリーナ・サーキット」の版間の差分

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'''ヤス・マリーナ・サーキット'''(Yas Marina Circuit)は、[[アラブ首長国連邦]]の首長国、[[アブダビ]]の[[ヤス島 (アブダビ)|ヤス島]]にある[[モータースポーツ]]の[[サーキット]]。
 
== 概要 ==
このサーキットの建設は[[アルダー・プロパティズ]]が行っている大規模な[[リゾート]]開発計画の一環として行われた。設計者は[[ヘルマン・ティルケ]]。当初はコースの一部にマリーナ沿いの公道を使用する予定であったが、この計画は廃止されて完全なトラック型のサーキットを建設することとなった。全長は5.554kmでコナー数は21となっン18から19にかけいる。ピットレーンは、入口では右へ分流し、隣接するヤトレ・マリト右側にピットが配置されているが、そナ・ホテルの建物後サーキット本線[[地下]]し、合流は左から通過するという特異ユニーク構造に設計となっている。
 
全長は5.554kmでコーナー数は21となっている。ピットレーンは、入口では右へ分流し、ストレート右側にピットが配置されているが、その後サーキット本線を[[地下]]し、合流は左からという特異な構造になっている。7コーナーのヘアピン観客席の向こうには、屋内[[テーマパーク]]「[[フェラーリ・ワールド]]」の巨大な屋根がある。
 
約1.2kmのバックストレートも大きな特徴であり、これは2009年にF1のレースが行われたコースの中では最長である。だが終盤のセクター3は低速コーナーが延々と続く区間であり、F1における平均時速は200kmほどである。平均速度は低速サーキットとして名高い[[ハンガロリンク]]と同等である。選択式シケインやショートカットルートが多数配置されており、あらゆるレイアウトを利用する事ができる。
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新素材の衝撃吸収材が使用されているため、近年完成したサーキットの中ではランオフが非常に狭いのも特徴である。そのため全体的にスタンドと客席が近くコンパクトな形になっている。ランオフ部分のターマックはポールリカール同様、黒と水色のストライプ模様の舗装となっている。
 
F1の開催は2007年のアブダビF1フェスティバルの中で発表され、[[2009年のF1世界選手権]]の最終戦として[[アブダビグランプリ]]が現地時間の午後5時スタートという世界初の[[トワイライト]]レースとして行われた。中東地域で行われるのは本サ[[バキットレーングランプリ|バーレーンGP]]に次いで2箇所目となる。トワイライトレース用として、コース全域に照明設備が設置されている。
 
== 評価 ==
2本のロングストレートを備えているにも関わらず、[[オーバーテイク]]が難しいサーキットのひとつと言われる。[[2010年アブダビグランプリ|2010年アブダビGP]]ではチャンピオン決定戦として注目されながら、バトルシーンの少ない行列レースに終始して不興を買った。2011年に向けてコースレイアウトの変更も検討されたが、[[ドラッグリダクションシステム|DRS]]の導入によりオーバーテイクが容易になったため見送られた<ref>[http://as-web.jp/news/info.php?c_id=1&no=34664 アブダビ、追い抜き促進のための改修を見送り] - AUTOSPORT web 2011年7月5日付</ref>。
 
== 出典 ==
{{Reflist}}
 
== 関連項目 ==
* [[フェラーリ#フェラーリ・ワールド・アブダビ|フェラーリ・ワールド・アブダビ]]
* [[サーキットの一覧]]
* [[F1サーキットの一覧]]