「待機電力」の版間の差分

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'''待機電力'''(たいきでんりょく)あるいは'''待機時消費電力'''(たいきじしょうひでんりょく、Stand-by power)とは、コンセントに接続された[[家電製品]]が、電源の切れている状態(機器の使用を円滑にするための待機状態を含む)で消費する電力のこと。待機時の代表的な例として、[[リモコン]]入力等の操作に備えて待機するオーディオ・ビデオ製品や、給湯器、エアコンなどがある。2007年時点で、日本の一般家庭における待機電力は一世帯あたり平均年約180KWhとされており、これは年間の電力消費量のほぼ1ヶ月分に相当する<ref>財団法人 省エネルギーセンター 平成19年度 待機時消費電力調査報告書</ref>(但し、待機電力の定義は明確ではなく、冷蔵庫電話機警報機・ポット・タイマー予約時など、人が実際に使用していなくても必要な消費電力と待機を含む場合があり、電力区分の不明確な製品も多く、合計数値はその割合は見方により大きく変動する)。
 
待機電力は、[[家電製品]]によっては数ワットに及ぶものもあるが、家電新製品(特に日本製)は年々[[省エネルギー]]化が進み、待機電力も低く抑えられているものが多い。