「ウォーリア (装甲艦)」の版間の差分

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ウォーリアは結局就役中に実戦を経験することはなかったが、本艦と姉妹艦の[[ブラック・プリンス (装甲艦)|ブラック・プリンス]]は、進水当時、世界最大最強の軍艦だった<ref>D.K. Brown ''From Warrior to Dreadnought''</ref>。海軍技術の進歩は著しく、両艦とも10年後には第一線から退かざるを得なかった。1869年、ウォーリア、ブラック・プリンスと木造外輪フリゲート「テリブル」は特別に造られた[[乾ドック]]「バミューダ」を、[[マデイラ諸島]]から[[バミューダ諸島]]のアイルランド島まで大西洋を横断して曳航する任務を与えられた。この航海には39日を費やした<ref>[http://www.bermuda-online.org/rnd.htm バミューダ、アイルランド島には1815年からイギリス海軍基地が置かれていた。]</ref>。 [[1875年]]4月1日、ウォーリアは予備艦隊に編入され、さらに[[1883年]]5月31日、時代遅れとなったことを理由に退役した。そして武装と[[マスト]]を取り外された。
 
その後、ウォーリアは浮き倉庫({{仮リンク|ハルク (船舶)|label=ハルク|en|Hulk (ship)}})として使用され、1902年から1904年にかけては、[[駆逐艦]]戦隊の倉庫船となった。1904年にはポーツマスのHMSヴァーノン(軍艦ではなく、イギリス海軍の魚雷学校。海軍は海軍に付随する沿岸施設にもHMSとつける習慣がある。)に所属して「ヴァーノンIII」を名を変えた。その役割は、やはりヴァーノンに付属するいくつかの船殻に[[蒸気]]と[[電気|電力]]を供給することだった。[[1923年]]10月に、ヴァーノンが新たに建設された沿岸施設に移転すると、ウォーリアとその他の船殻は不要となり、イギリス海軍は1924年にウォーリアを売りに出した。
 
== 老朽化 ==