「ムーブ!」の版間の差分

大前 (会話) による ID:40248737 の版を取り消し
(出典の議論がとっくに決着しているものを勝手に削除)
(大前 (会話) による ID:40248737 の版を取り消し)
 
== 概要 ==
メインキャスターには、同局のアナウンサーの[[堀江政生]]を起用。
朝日放送で10年半に渡り放送された前番組『[[ワイドABCDE〜す]]』シリーズ(『[[ワイドABCDE~す|ワイドABCでーす みよ缶]]』、『[[わいど!ABC]]』、[[1994年]]4月~2004年9月)と比べ、[[ニュース]]・[[報道番組]]色を前面に押し出し、従来の地域密着型の生活情報を抑えた。メインキャスターには、同局のアナウンサーの[[堀江政生]]を起用。堀江は『[[ABC News Report]]』や、『[[ワイド630]]』、『[[スーパーJチャンネル|ANNスーパーJチャンネル]]』(週末版)、『[[ABC NEWSゆう]]』など、報道のキャスター色が強い。ゲスト[[コメンテーター]]も他の在阪局番組に登場する[[お笑いタレント]]は一切出演せず<ref>「AERA」での報道によれば、[[吉本興業]]のタレントが出る番組枠が大幅に減るので、局の営業関係者には苦労をかけたと振り返っている。</ref>、東京を拠点とした[[ジャーナリスト]]や[[評論家]]を番組コメンテーターとして多数据え、ニュースや視聴者からの疑問、他のメディアが伝えない見解や評論を発信する。番組開始の記者会見では「(在宅率が低いと予想される)壮年以上の男性視聴者を想定」し、「[[硬派]]」と銘打った。そして2006年5月にはついに月間視聴率が裏番組の『[[ちちんぷいぷい (テレビ番組)|ちちんぷいぷい]]』([[MBSテレビ|毎日放送]])を上回った。
 
[[2008年]][[6月20日]]まで、スタジオのセットは『ABC NEWSゆう』と共通に使われていたが、新社屋に移転してから『ABC NEWSゆう』と別のスタジオを使用(翌週の[[6月23日]]放送分から)。
 
=== 構成 ===
番組の流れは、前半に番組取材の政治・経済・社会問題等のニュースや報道の特集を放送。日替わりで出演するコメンテーターらの専門分野を活かした企画や視聴者の疑問に迫る企画もある。後半に[[夕刊]]・[[雑誌]]の気になる記事を紹介、番組最後に芸能を取り上げる(朝日放送の新社屋移転後は番組構成が大きく入れ変わる日もあったがほどなく元に戻された)。
 
 
2005年には『[[プロジェクトX〜挑戦者たち〜]]』の[[大阪府立淀川工業高等学校]]の回にねつ造があることを指摘し番組が終了するきっかけの一つとなった。2006年春には、視聴者の告発を受けて番組が独自調査し社会保険庁の年金不正免除問題をはじめとする年金問題をスクープ、これが日本全体を揺るがす年金問題の火付け役となった。2006年7月には京都市環境局西京まち美化事務所の職員の無免許運転を番組で明らかにした。11月には[[ひろしまドッグぱーく]]問題で動物保護団体アークエンジェルズによる寄付金流用疑惑を現地の系列局・[[広島ホームテレビ]](HOME)『[[HOME Jステーション]]』と共同でスクープ。2007年には、[[高槻市交通部|高槻市の市バス]]の不正問題や[[日本労働組合総連合会|連合]]高槻の不正問題をスクープ。その他、[[牛肉偽装事件]]のミートホープ事件では内部告発者と共に[[農林水産省]]へ番組が同行し公開。食肉業界にはびこる偽装の問題を明らかにした。
 
* 2006年[[9月]]のムーブ!マガジンスタンドで、[[植草一秀]]に痴漢7件で示談の過去という『[[女性セブン]]』の記事を紹介したが、この記事が事実無根であり名誉を棄損したとして植草がABCを提訴した。この和解に基づき、[[2008年]][[10月]]の番組内で1分間のおわび放送を2度繰り返した。
 
* 2006年11月、自社(朝日放送)アナウンサー3人による[[セクシャルハラスメント|セクハラ]](性犯罪)事件が発覚。過去に同業他社の社員が[[痴漢]]事件を起こした際は、マスコミの中でもいち早く実名報道を行い批判したにも関わらず、処分された3人について「被害者のプライバシーもあり公表できない」として実名報道をせず、発覚日に番組冒頭にて会社として謝罪するにとどまった。事件の詳細は、[[朝日放送#その他]]を参照
 
=== 番組の終焉 ===
[[2008年]][[12月11日]]に番組の放送が1000回を迎えた。しかし[[2009年]][[3月6日]]をもって4年半、1051回続いた番組が終了した。<ref>[[勝谷誠彦]]、[[やしきたかじん]]が「[[たかじん胸いっぱい]]」などで同様の発言をした。また、番組内で発表する前の発行であるが、番組本「勝谷誠彦のまだまだ知られてたまるか!」の帯には番組終了と書かれ、番組内で本を映す際にはこの部分の活字を隠しており、勝谷は「ここに何と書いてあるか書店で見てください」と言っている。勝谷は「[[たかじんのそこまで言って委員会]]」で、ゼロから「ちちんぷいぷい」と並ぶ番組にまで育て上げた番組を単なる経費節減のためにやめることを批判している。また大谷昭宏は2011年9月20日付の事務所ホームページのコラムで、番組内容に局の上層部が腰が引けたため終了したと書いている。</ref>。後継番組は、2009年[[3月16日]]から「[[NEWSゆう]]」をリニューアルした報道ワイド番組『[[NEWSゆう+]]』がスタートした。新番組では『スーパーJチャンネル』の5時台を一部ネットする他、「ムーブ!」のコメンテーター陣の二木啓孝、大谷昭宏、井上公造は引き続き出演する。
 
2009年8月、番組4年間の裏側をスタッフの観点から描いたノンフィクション作品「ムーブ」([[片瀬京子]]著・西日本出版社刊)が発刊された。巻末には「[[勝谷誠彦]]の知られてたまるか!」で紹介できなかったラスト5軒のお店のデータを紹介している。
* 日替わりで各界から評論家や文化人をコメンテーターとしてスタジオに招く。朝日放送の『[[おはようコールABC]]』や『[[おはよう朝日です]]』、テレビ朝日の『[[やじうまプラス]](朝日放送では放送なし)』・『[[スーパーモーニング]]』など[[朝の情報番組]]・[[ワイドショー]]に出演歴のあるコメンテーターに多い。特に芸能リポーターは『おはようコール』か『おは朝』と重複。
* 山本譲司は主に国会議員の裏問題や[[刑務所]]関連の際、曜日を問わず出演。
<!--* 吉永みち子が休みの場合、[[黒田福美]]が出演。-->
* 井上公造はコメンテーターも兼ねてオープニングから出演することもある。
* ジェフ・バーグランドはコメンテーターをやめた後にコーナー担当で復帰。
* 浅井慎平(2008年3月で降板)と財部誠一は芸能コーナーの前に退席していたが、2008年7月4日のムーブ!ニュースシアターで吉永みち子がそのことを批判する文章を発表し、以後は財部が芸能コーナーに出演するようになった。
*[[桑田佳祐]]の姉が死去した際、勝谷がそのことについて話すためだけに金曜の芸能コーナーへ出演した。
 
; かつてのコメンテーター
|[[加藤明子]]||加藤明子のいまどきエコノミー
|}
 
== エピソード ==
* [[2004年]][[10月]]に、秘書給与流用疑惑で当時執行猶予中だった[[辻元清美]]を出演させる。しかし抗議の電話などが殺到した。
* 当初、コメンテーター陣は(芸能リポーターを除き)2人体制だった。月曜担当の二宮清純が取材で欠席する可能性を考慮、10月半ばには火曜担当の勝谷誠彦が月曜にも出演するようになる(勝谷のこの連日出演によって、番組の全体印象が右派的な色彩を強める結果となる)。以降、関西在住のコメンテーターの登用など徐々に出演者を増やし、3人前後のコメンテーターらが常時出演するようになった。
* [[2005年]][[11月]]に、[[大阪市|大阪]][[市長]][[選挙]]が行われる前後の時期に、番組で大阪市政を総力的に取り上げたことがあった。[[關淳一]]市長をゲストとして呼ぶも、大阪市政に対する市民の関心のなさも相まって視聴率が急落。コメンテーターらの強い発言も空回りした。
* [[2006年]]に『[[小さき勇者たち〜ガメラ〜]]』の撮影に使用されたカメが虐待された可能性があると報じた
* 2006年[[9月]]のムーブ!マガジンスタンドで、[[植草一秀]]に痴漢7件で示談の過去という『[[女性セブン]]』の記事を紹介したが、この記事が事実無根であり名誉を棄損したとして植草がABCを提訴した。この和解に基づき、[[2008年]][[10月]]の番組内で1分間のおわび放送を2度繰り返した。
* 2006年[[11月]]に、[[AERA]]2006年12月4日号に掲載されたムーブ!に関する記事をムーブ!マガジンスタンドで取り上げた。スタジオは終始和やかな雰囲気となったが、勝谷誠彦は記事中に自分のコメントが全く触れられていないことに対して非難していた。
* 2008年4月17日~22日は、関根が[[水疱瘡]]のため番組を欠席。加藤がメインMCの代理をつとめた。
* 開始当初と比べると(主に朝日新聞社からやってきた)上層部や番組審議委員からの圧力・批判が出てくるようになり、[[宮崎哲弥]]はこれらとの意見の対立から自ら降板を決めたと主張している(読売テレビ・『[[たかじんのそこまで言って委員会]]』内で宮崎自ら発言)。現在、宮崎は裏番組である関西テレビの『[[スーパーニュースアンカー]]』のコメンテーターをつとめる。勝谷誠彦もTBSラジオ『[[ストリーム (TBSラジオ)|ストリーム]]』で同様の発言を行っている。
* 朝日放送アナウンサーHPの男性アナコラム「ちゃんこ四方山」に書かれた堀江アナのコラム(2009年3月10日付)で、「2009年3月2日~6日の番組最終週は、スタッフ達が出演者の顔写真が貼られたTシャツを着て作業しました。「まるで文化祭みたいだ…」とあるコメンテーターは目を丸くしました。」と綴っている。
* 日本のアイドルグループ[[嵐 (グループ)|嵐]]のメンバー[[大野智]]の大麻・乱交写真がフライデーに掲載された際、東京キー局その他系列局はこれを全く報じなかったが、ムーブだけはこれを取り上げた。
 
== 自社不祥事の匿名報道 ==
* 2006年11月、自社(朝日放送)アナウンサー3人による[[セクシャルハラスメント|セクハラ]](性犯罪)事件が発覚。過去に同業他社の社員が[[痴漢]]事件を起こした際は、マスコミの中でもいち早く実名報道を行い批判したにも関わらず、処分された3人について「被害者のプライバシーもあり公表できない」として実名報道をせず、発覚日に番組冒頭にて会社として謝罪するにとどまった。
** 事件の詳細は、[[朝日放送#その他]]&gt;不祥事 を参照。
 
== 書籍 ==
5,887

回編集