「勤労の義務」の版間の差分

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== 概要 ==
[[社会主義国]]だけでなく[[資本主義|資本主義国]]の憲法典にも存在する場合がある[[義務#「義務」を含む用語|義務規定]]である。しかし社会主義国と資本主義国の規定の意味は違いがある。資本主義社会では、労働は倫理的性格の活動ではなく、[[労働者]]の生存を維持するためにやむおえなく行われる[[痛み|苦痛]]に満ちたものである<ref name="jinken3">基本的人権3 東京大学社会科学研究所 東京大学出版会 1968年 p201-202</ref>。昔、[[ヨーロッパ]]の国家は[[宗教改革]]の影響があり、「労働は神聖なもの」「働くことは神のご意志」とされていて、労働しない者は[[神]]や[[国家]]に反逆するものとされていた<ref>精神障害のある人の人権 関東弁護士会連合会 明石書店 2002年 ISBN 9784750316215 p39-40</ref>。社会主義国からは[[ソビエト社会主義共和国連邦]]の[[ヨシフ・スターリン#スターリン憲法|スターリン憲法]]、[[朝鮮民主主義人民共和国]]の[[朝鮮民主主義人民共和国社会主義憲法]]を、資本主義国からは[[ヴァイマル共和政]]時代の[[ドイツ]]の[[ヴァイマル憲法|ドイツ国憲法]](通称ヴァイマル憲法、ワイマール憲法。独:Die Verfassung des Deutschen Reichs)と日本国の現行憲法、[[日本国憲法]]を取り上げる。
 
== 社会主義国の憲法の例 ==