「逮捕しちゃうぞ」の版間の差分

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作者である藤島康介が[[オートバイ]]ファンなだけあり、作中でのメカやエンジン描写、カーアクションシーンは非常にリアルに描かれており現実味とスリル感がある。アニメ版も同様にメカニックには非常にこだわって描かれている。
 
また、メカ技術に関する考証のみならず、警察という部分社会に関する描写からも藤島流のリアリズムを垣間見ることができる。[[パトロールカー|パトカー]]や[[白バイ]]、ミニバイクやミニパトなど、車輌ももちろんこだわって描かれているが、舞台となる[[警察署]]、交通課などの空間描写、人間関係、ディテールなどにも手抜きはみられず、メインの登場人物たちの生活空間として十分なリアリティを持ちうるように配慮された描写となっている。藤島にとっては初の警察物作品であったが、この作品を描くにあたって事前に警察内部の雰囲気や制度、職場環境や警察官の仕事風景などを重点的に取材したようである。
 
ストーリーのコンセプトは時には荒唐無稽な展開もある「ロマンティック系ポリスコメディ」であるが、基本設定は地に足の付いた作風なので日常世界を舞台としたロマンティック路線といえる(いわゆる『[[ドラえもん]]』にも見られる日常ギャグ路線)。また、架空の都市や地域を舞台とする漫画が多い中で、実在する地域([[東京都]][[墨田区]])を舞台としたことや、警察描写も青少年向けコミックとしては繊細で概ね現実離れせずに描いている点が、読者・視聴者に親近感を与え、より人気も高まった<ref>ただし、藤島自身は制服も警察の仕組みも分からずにスタートしたため、今考えると無茶なことばかり描いていたと回顧している。(『アニメディア』2007年12月号第2付録内「藤島康介ロングインタビュー」)</ref>。
: 本籍地は[[東京都]][[台東区]][[浅草]]、現住所は江東区。住居は墨東区○丁目△番地○△マンション○△×号室(墨東署近辺のマンションで、墨東署勤務の時期には美幸と同居)。アニメ版1stシーズン設定資料では身長167cm、体重47.5kg、スリーサイズは上から93、56、90。一重瞼(または奥二重)の吊り目で巨乳だが、体の描写はシリーズ毎に異なり、2ndではそれほど強調は無かった。誕生日は[[8月13日]]で血液型は[[O型]]。
: 陽性、豪快さは主要登場人物の中でも突出している。正義感も人一倍強く、感情がすぐ表に出る性格である<!--他の人物にも正義感はある-->。また、大食漢で、酒好きである。しかし、酒には決して強いとはいえず、ワンカップで泥酔<ref>原作 FILE.76・OVA版FILE.3</ref>したり、二日酔いが原因で嘔吐する場面<ref>アニメ版1stシーズンFILE.6</ref>がある。飲み過ぎるとかなりの酒乱になるが、本人は飲むとすぐ記憶をなくすため自覚していない<ref>原作 FILE.47。アニメでは原作よりは酒癖は抑えられている。</ref>。テレビ観賞では時代劇(仕事人、大賀越前など)、勧善懲悪物が大好き。寝起きが悪いため遅刻しやすい。目覚まし時計やトレーニング関連(用具・方法)は美幸考案・手製によるものが多い。
: 3歳の時に三輪車でウィリーするなど、人並外れた体力と怪力(本人は、普段は加減しているつもり)の持ち主である。普段は荷物の運搬、違反車両の移動などで役に立っているが、力を持て余しているためか破壊癖があり、<!--今までの『戦果』としては小は飲料缶、目覚し時計、ドアノブ、ハンドル、祠(ほこら)から、大は扉--><!--ゲーム、小説では倉庫、原作では1巻等--><!--自動車、試作ロボット、あまつさえはヘリを墜落させるまでに至っている。他にもストライク男と一緒に廃ビルを全壊させる(他にも猫を助けるため廃屋に上がって破壊を早めた)など建造物も標的となり、-->破壊した物の多彩さでは他の登場人物の追随を許さない。<!--本人は原作で[[600万ドルの男]]ではない旨を主張していたが、下記の動物的能力を含め、生身の人間としては[[地上最強の美女バイオニック・ジェミー|地上最強]]レベルであると思われる。人に対しても逮捕術などの力の行使の役回りが多い他、素行不良の一般市民や同僚警官(点数稼ぎの地域課警官、美幸)をフルパワーで抱擁(拷問)したり、彼女が赤ん坊の頃から警官だった上役にあたる人物をモトコンポで踏み台にしたこともあり。更に、映画ではスタッフが設定した彼女の雄叫びが凄まじすぎるあまり彼女を演じた声優の横隔膜を痙攣させて失神に追い込んだ。投げられた野球ボールを打ち返した際に球が見えなくなるほど遠方に飛ばし、「メジャーもビックリってとこね」と発言したこともある-->ミニパト([[ホンダ・トゥデイ (自動車)|トゥデイ]])が横滑りした時などに、走っている車のドアを開けて地面に足を踏ん張りブレーキを補助する「足ブレーキ」という得意技を持つが、踏ん張りすぎると官給品の靴がすぐ使い物にならなくなる欠点がある。
: 猫・爬虫類などの動物がすぐになついてくる<!--(OVA、2nd等)-->。野性的能力に優れ、<!--東海林との出会いや出向を経て-->シリーズが進むごと能力に磨きがかかり、家の中から自分を凝視している者<!--誰であるかはあえて書かず-->を闘気で感知するまでになった<ref name="FullThrottle3">『フルスロットル』第3話</ref><!--原作者の藤島自身もかなりの動物好きである-->。動物のみならず、子供や地域住人とも自然に接する<!--なつかせる、飼いならす-->ことができる能力も具えており<!--美幸による言多数--><!--理屈っぽい相手は苦手(初期蟻塚、初期佐織、初期木下など)だが、互いの魅力にすぐに気付くケースが多い-->、自分の意図通りに物事を進める空気を醸し出して情報の収集を容易にし、それが事件の解決への糸口となることも多い<!--率直な性格を含めて、美幸も夏実のそうした部分に人間的魅力を感じている描写がある-->。
: 料理ではおにぎりが石並みに硬くなったり、調理後は台所が壊滅的に汚れる<ref name="1stseason9">横手美智子『PRIVATE FILE M&N』(講談社アフタヌーンノベルス)P13-14での美幸のコメント。映像化された例としてはアニメ版1st FILE.9他。</ref>。また、アニメ版1stシーズン中盤ではお茶くみをしても粗雑な面が目立ったが、これらすべてにおいて『フルスロットル』では改善されている。 
: 初登場はアニメ版1stシーズンFILE.12で年齢は18歳の女子高生。身長は152.5cm、体重は42kgであったため、警察官にはなれない(規定では身長154cm、体重45kg以上)と美幸に指摘される。それ以後も牛乳を飲み続けており、「ジャージー特濃牛乳」「乳酸菌牛乳」というこだわりも持っていた。
: 当初は社会に否定的で、やり甲斐のあることを探していた。そのせいか、最初は2人(どちらかというとキツく叱った夏実)を小馬鹿にしていたが、酔っ払いに駅のホームから突き落とされた時に自分を助けながら酔っ払いを捕まえた2人に憧れ師匠と仰ぐ。
: 『SECOND SEASON』では念願叶い、警視庁巡査を拝命、墨東署交通課に配属される(婦警になったことから、身長・体重は、規定以上に達したものと思われる)。当初は真面目過ぎるくらいに規程類を重視する新人だったが、次第に砕けていった。打ち解けて以降は、葵とともに調整役となっている。酒には弱いがかなりの量を飲む。なお、配属直後に飲酒しているところから、春生まれと思われる。また、2ndから担当声優が代わっており、作中には[[カードキャプターさくら|丹下のセリフで有名な「ほぇ〜」]]を飯塚が言うパロディ・シーンがある。
: 普通自動車免許を取得しており、美幸がいないときや他の婦警(金子や田代など)と行動をするときは運転を担当することが多い。
: 『フルスロットル』では城北署サイバー犯罪対策室に転属している。墨東署時代と部署は違うものの、仕事に対する情熱は変わっていない。『SECOND SEASON』終盤で「2代目ホームラン女」を「継承」している。
: 「2代目ホームラン女」の前はストライク男から「駐禁女」や、「正義の分別女」と呼ばれていた。
: 原作での姓は"佐良"(さがら)。性格は大人しめであり、自殺未遂で夏実と美幸に保護されたことがきっかけで親しくなり、学校の進路相談において婦警を目指すようになる。その後、とある盗難事件の二次被害を被り人質になる。更にその後に婦警を志し色々な試験を美幸と夏実達から受け、資質だけは認められたが身長不足を指摘され、牛乳を大量消費するようになる落ちが付く。更に終盤での意外な活躍もある。
 
===== 上司 =====
: 前線に立つことは少ないが切れ者である。周囲にも常に「課長」と呼ばれ本名は不明(名前を名乗るシーンでは直前にカットされる)だったが、アニメ版では『SECOND SEASON』で名前が'''花蝶'''(かちょう)と判明。部下の扱いに長けた食えない人物である(アニメ版では『[[機動警察パトレイバー|パトレイバー]]』の[[機動警察パトレイバーの登場人物#後藤 喜一(ごとう きいち)|後藤隊長]]に近いものになっている)。
: 剣道は「墨東署のカマキリ」と呼ばれるほどの腕前(垂れの名前は「交通課長」)。部下もとい墨東署を誇りに思っているが、見栄を張るため余計な事件を持ち込むこともある。
: 性格は冷静だが後藤隊長に比較するとノリが良くかなりのお茶目で、美幸と中島のデートプランを作成したり、夏実の免許取得を賭けの対象にしたりしていた。風速30mの風が吹く[[東京タワー]]特別展望台に孤立しても、”楽しいこと”と称して冗談を飛ばし続けていた。なお、「家がこの辺(東京タワー)の近く」と言っていることから港区周辺在住の可能性もあるが、法螺も混ぜての会話であったため真実かどうかは不明である<ref>アニメ版1stシーズンFILE.34・35。この時のエピソードは後の劇場版への伏線のような形になっているが、この時点でそうした設定があったかは不明。</ref>。年齢は50歳。身長187cm<ref>アニメ版1stシーズンにおける設定。</ref>。
: 猫舌で熱い物が苦手。甘党かどうかは不明だが良い物であれば鯛焼きも好む<ref name="FullThrottle3"/>。『フルスロットル』では部下を叱責するシーンが多くなっている。
: デートスポットも[[東京タワー]]がいい、と言うほどの人一倍東京タワーが好きな人です。
: 『SECOND SEASON』エンディングのクレジットにほぼ毎回名前だけが載っている。夏実、美幸、頼子、葵、沙織以外の婦警として金子とともに名前が載るが、1stシーズンで名前が出ていた田代や林が代わりに出なくなっている。
: 『SECOND SEASON』File.17が初登場。
: 元々は夢に向かい邁進する若い婦警だったが不慮の事故により志半ば去、墨東署内の林の中には彼女を供養するため祠が建てられた。
: 容姿は美幸に似ている。美幸と勘違いした中嶋にとり憑いたが、後々葵によって除霊されたらしい。
; 猪瀬文雄(いのせ ふみお) 墨東署署長
== 使用車両 ==
; [[ホンダ・トゥデイ (自動車)|ホンダ・トゥデイ]]
: 夏実と美幸が乗るミニパト。美幸が運転している。年式は不明だが丸型ヘッドライトで初期型の商用モデルと思われる。エンジン・足回り(スペックは不明だがホイールは[[RAYS]] Volk Racing製、『the MOVIE』『SECOND SEASON』では同社のTE37の白の13インチ。タイヤはADVAN NEOVA)が強化されており、特にエンジンには[[ターボチャージャー]]と[[ナイトラス・オキサイド・システム|ニトロ噴射装置]]が搭載されている([[ウェイストゲートバルブ]]は装着されていない模様)。原作ではEH型をDOHCにチェーンしていることになっているが、OVA版ではビート用のE07Aに[[エンジンスワップ]]した上で更にチューン(ヘッドのDOHC化、700ccまで排気量UP、インタークーラーターボ装着で100Psオーバー)していることになっている<ref>アニメ版では排気量が軽自動車の規格を逸脱する700ccにも関わらずナンバーが黄色のままだったため、現実に存在すれば違法改造車となると思われるが、緊急用途の特殊車両はこの制限を回避できる。これを応用して高速道路上のパトカーはその排気量や出力が市販車ではなく競技用のレベルに迄チューンされている。</ref>。コミック版では助手席側ダッシュボードに[[PC-9800シリーズ|NEC・PC-9801]]が搭載されており、[[電話回線]]を通じて美幸が所持する[[ポケットコンピュータ|ポケコン]]と連動可能。散光式警光灯は幅の狭いミニパト用ではなく普通自動車用のサイズを設置している。コミック版では暴走トラックを止めるために大破したが、別のトゥデイに無事だったエンジンを車体後部に搭載し、前後でのツインエンジンの[[四輪駆動|4WD]]となった。なおOVA版では「E07A」のAと4を読み間違えているほか、ニトロ噴射装置の作動ボタンのデザインがFile.5以降と異なっていた。原作では後付パーツ類すべてが実在のものが使用されていることで有名で、アニメ版でもこれを踏襲している。
: OVAのキャンペーン&ミュージックビデオ用とドラマ版の2回、アニメ版の車に近い実車が製作されている。なお、ドラマ版のみフロントグリルの[[旭日章 (警察章)|旭日章]]と、実際のミニパトにはない屋根上のコールサイン表記、トラック用の業務無線アンテナを装着している。 OVA発売全国キャンペーン用とミュージックビデオ広報用の車両(通称:逮捕カー)車両形式「M-JW1」、車台番号「JW1-1086005」、車両ナンバー「足立80あ・5-92」。車両デザインは、メカデザイン担当の村田俊治。監修は、藤島康介。改造ベース車両は、バンダイビジュアルが提供の中古車両。ナビゲーションシステムは、マッキントッシュのパワーブック搭載。公認車検も取得されて公道も走行可能(※パトランプは、車検不可のため着脱可能にしている)。その改造費は、モトコンポと合わせて約500万円。キャンペーン終了後、1995年9月29日広報車両(逮捕カーのみ)は、解体され、そのパーツ類は、読者プレゼントにより配布された。<ref name="FILE-X">『逮捕しちゃうぞ FILE-X』より</ref>
; [[ホンダ・モトコンポ]]
* 東京都[[千代田区]][[霞ヶ関]]
その他原作では
* [[環状4号線]](R4)(狐狩りゲームを挑んだ犯人の逃走経路)
* [[墨堤通り]](度々面子の移動に用いられる)
* 東京都[[墨田区]]墨田(ビル解体中だが少年が最上階に!)
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