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'''焔摩天'''または'''閻魔天'''(えんまてん、Yama )は、[[インド]]の[[閻魔|ヤーマ]]が仏教に取り入れられ、[[天部]]の一尊となったものである。[[十二天]]に含まれる。

== 概要 ==
密教において各方位を守護する八方天、十二天の一尊となり、南方焔摩天とも呼ばれる。'''閻魔天供'''の本尊とされる。なおヤーマは別のルートでも仏教に取り入れられ、[[閻魔]]となった。
 
[[両界曼荼羅|胎蔵曼荼羅]]の南方に配置され、形象は1面2臂で片手に人の顔が付いた杖(人頭幢)を持ち、閻魔天后・[[太山府君]]・[[荼枳尼天]]・七母天などの眷属が従う。
 
[[六欲天]]の(下から)第3[[天 (仏教)|天]]に住み、この天もまた焔摩天と呼ぶ。
 
[[ファイル:Enmaten KNM.jpg|thumb|left|焔摩天像(旧[[東寺]]本『十二天像』の中の一つ。[[京都国立博物館]]所蔵)]]
 
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