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'''小冊子'''(しょうさっし)とは小型でページ数の少ない本や[[書物]]を指す。小冊。
==概要==
糸で綴じた本、または書物一般を'''冊子'''といったことから、小型で薄い本を小冊子というが、一般的には[[外来語]]の'''パンフレット'''(''pamphlet''・[[英語|英]])、'''ブックレット'''(''booklet''・英)に置き換えて言い表されることが多く、必ずしも[[判型]]が小さいものという解釈があてはまらなくなった。他にも'''ブローシャー'''・'''ブローシュア'''(''brochure''・英、[[フランス語|仏]])という表現もみられる。
==分類==
;パンフレット :各種[[商品]]や[[施設]]などの案内・説明・[[宣伝]][[広告]]などに用いられる、複数ページの印刷物を仮綴じしたもの。一枚刷りの印刷物は[[リーフレット]]と呼ばれる。
:なお、映画のパンフレットが発行されるのは日本独自の文化である。▼
▲なお、映画のパンフレットが発行されるのは日本独自の文化である。
:表紙があり、きちんと綴じられたページ数の少ない本。代表的なものに「[[岩波ブックレット]]」がある。▼
:その他、[[音楽]][[コンパクトディスク|CD]]の歌詞カードを写真などで構成し、複数ページの印刷物に仕立てたものや、パンフレットより直接的な宣伝広告の色合いを排したい場合にこの表現が用いられる。▼
▲==ブックレット==
:デザインやレイアウトに工夫を凝らして図版を多用し、 企業や学校などの案内、商品などの説明をできるだけ具体的に、わかりやすく伝える印刷物。英語では高級なパンフレット、[[カタログ]]の部類を指す言葉として使われていたため、それに倣うかたちで使うようになった。▼
▲表紙があり、きちんと綴じられたページ数の少ない本。代表的なものに「[[岩波ブックレット]]」がある。
▲その他、[[音楽]][[コンパクトディスク|CD]]の歌詞カードを写真などで構成し、複数ページの印刷物に仕立てたものや、パンフレットより直接的な宣伝広告の色合いを排したい場合にこの表現が用いられる。
▲==ブローシャー・ブローシュア==
▲デザインやレイアウトに工夫を凝らして図版を多用し、 企業や学校などの案内、商品などの説明をできるだけ具体的に、わかりやすく伝える印刷物。英語では高級なパンフレット、[[カタログ]]の部類を指す言葉として使われていたため、それに倣うかたちで使うようになった。
▲*ブックレット(''booklet'')は、小型の[[本]]、小冊子を指す。
▲*パンフレット(''pamphlet'')は、ハードカバーや[[装幀]]の無い仮綴じされた小冊子という意味で、[[国際連合教育科学文化機関|UNESCO]]では5〜48ページの不定期刊行物と定義している。
▲*ブローシャー・ブローシュア(''brochure'')は、広告や案内などを目的とした高品質で多色刷りの印刷物をいう。一枚刷りか複数ページかを問わない。
==関連項目==
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