「竹筋コンクリート」の版間の差分

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日本以外での本格的な竹筋コンクリートの研究例としては、1966年に[[アメリカ海軍]]土木研究所(現・[[:en:NFESC|NSFEC]])の土木技師、Francis E. Brink及びPaul J. Rushによって「BAMBOO REINFORCED CONCRETE CONSTRUCTION」というレポートが発表されている<ref>[http://www.romanconcrete.com/docs/bamboo1966/BambooReinforcedConcreteFeb1966.htm BAMBOO REINFORCED CONCRETE CONSTRUCTION]</ref>。
 
なお、上記のような建材としての施工法を確立し、構造計算なども十分配慮して施工される事例とは全く別に、単純に手抜き工事の一環として竹筋が悪用される事例がある。[[1990年代]]以降の[[中華人民共和国]]では、本来鉄筋を使うべき工事現場において、違法な手抜き工事(現地では俗に'''[[おから|豆腐渣工程]]'''と呼ばれている)により竹筋コンクリートが使用された構造物の存在が多数発覚して問題となった<ref>「耐震構造どころか… 中国で竹筋コンクリート 高層分譲住宅で露見」[[西日本新聞]]、2006年5月29日付</ref>。また、中国では公道上の鋳鉄製品がすぐに盗難に遭ってしまう事情などにより、本来鋳鉄製品を使用すべき[[高速道路]]の[[マンホール]]蓋に竹筋コンクリートが使用されている事例も[[福建省]]の福高速公路等で報告されている<ref>「[http://www.kanzhongguo.com/node/256926 你绝对想不到 福宁高速公路上的井盖(图]」看中国.com、2008年7月31日付</ref>。
 
== 竹筋の機械的強度 ==