「仙台藩の役職」の版間の差分

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家格の最高位である、「一門」は、職制上の役職には就任できない。(宮)
 
なお、龍ヶ崎奉行が一時廃止されて、職務が郡奉行の兼務になるなど、江戸時代の間に役職の改廃増減が行われたり、財政改革の一貫での兼務での登用を行っている場合もある。
 
== 役職 ==
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『宮城県姓氏家系大辞典』記載の追記部分は(宮)と末尾に表記。
*[[若年寄]]
:奉行の補佐役 。別名は'''若老'''。役高1000石。評定役や大番頭を兼務する場合もある。江戸時代後期以降の須原屋版江戸[[武鑑]]では幕職の若年寄職に配慮しているためか「年寄」名義で掲載されていることが、「仙台市史通史5・近世3」の[[安永]]2年([[1773年]])の政変の面子と「大武鑑・中巻」の安永2年の武鑑との比較でわかる。
:少老、若老とも称す。対外的には「年寄」と呼称。表向の政治にはかかわらず、藩主の私的な部分の統括。藩政中期、この職に就任することによって、家格「召出」となる者が通例となった。(宮)
*旗奉行